役所広司、松坂桃李、真木よう子ら豪華俳優陣が大型トラックで丸の内をジャック!
5月12日(土)公開の映画『孤狼の血』の完成披露試写会が、4月25日(水)に丸の内TOEIにて開催され、役所広司、松坂桃李、真木よう子、中村倫也、音尾琢真、阿部純子、竹野内豊、伊吹吾郎、ピエール瀧、江口洋介ら俳優陣が登壇した。登壇者らはイベント開催前に、道路へ大型トラックで乗り付けて登場。豪華なフォトセッションを開催し、来場者を興奮の渦で包んだ。
本作は、昨今の日本映画にはない熱量とバイオレンスが魂に焼き付く“血湧き肉躍る”映画。第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚木裕子の警察小説を『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)の白石和彌監督が映画化したもので、暴力団対策法成立直前の昭和63年が舞台となっている。マル暴のベテラン刑事・大上を役所広司が、新人刑事・日岡を松坂桃李が演じる。
イベントで松坂は「本当に自信を持ってお届けできる作品です!」とアピール。撮影時を思い返し、「この作品で役所さんが使っているライターがあるんですけど、それをいただいたんですよ。きっとみなさんが見終わったときには、あぁいいなぁと(羨ましく)思ってもらえるような、そんな関係性のなかで演じさせてもらいました」と、役所との関係性についてコメントした。
一方の役所は「松坂君とは2度目の共演ですけど、一緒のシーンが多くて楽しかったです」と振り返り、これから作品を鑑賞する人へは「作品は見ていただければきっと楽しんでもらえると思います。元気になる作品を作ろうと頑張りました。暴力団関係の役を演じたキャストの人たちは、普段はちゃんとした社会人のような顔をしてますけど、まぁ、根が不良ですからね(笑)。すごくのびのびと役柄を演じてらっしゃいました」と話して、会場から笑いを誘っていた。
取材・文/平井 あゆみ
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