カンヌ国際映画祭オープニング作!『ロビン・フッド』でラッセル・クロウが英雄を熱演!
これまでにも幾度となく映画化されてきた、イギリスが誇る伝説の英雄ロビン・フッド。その物語が『グラディエーター』(00)のラッセル・クロウ&リドリー・スコット監督のコンビによって『ロビン・フッド(原題)』のタイトルで映画化され、第63回カンヌ国際映画祭のオープニング上映を飾った。
本作の舞台となるのは、陰謀渦巻く12世紀末のイギリス。劇中では、ひょんなことから領主の息子の身代わりになってしまい、フランス軍と戦うことになるロビン・フッドの活躍がダイナミックなタッチで描かれる。また戦闘シーンだけでなく、イギリス王室のお家騒動や、フランスのスパイの暗躍、領主同士の権力争いにロビン・フッド出生の秘密など、さまざまなエピソードが散りばめられているのも見逃せないポイントだ。
そして何よりも注目したいのが、久しぶりにワイルドでタフな主人公に扮するラッセル・クロウの熱演ぶりだ。『グラディエーター』でアカデミー主演男優賞を受賞した後も、『ビューティフル・マインド』(01)、『シンデレラマン』(05)、『アメリカン・ギャングスター』(07)など話題作に出演し、演技の多彩ぶりを披露してくれたラッセル。今回は演技だけでなく、過激なアクションシーンにも体を張って挑戦しているので『グラディエーター』で彼のファンになった人には、たまらない作品となっているはず。
『ロビン・フッド(原題)』は北米では5月14日(金)より公開。日本では12月の公開予定なので、今から楽しみに待っておこう。【トライワークス】
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