松嶋菜々子×ソン・スンホン、日本が舞台の『ゴースト』誕生!
デミ・ムーア×パトリック・スウェイジ共演で世界中の人々を感涙させた『ゴースト ニューヨークの幻』(80)が、松嶋菜々子×韓流スターのソン・スンホンを迎え、日本を舞台にしたアジア版『ゴースト』(今秋公開)として製作されることが決定した!
松嶋と共演するソン・スンホンは、主演した韓流ドラマ「エデンの東」が韓国で30%を超える平均視聴率を獲得した、日本でも絶大な人気を誇るスターだ。松嶋は、出演にあたっての思いをこう語った。
「『ゴースト ニューヨークの幻』が公開された頃、私は十代でしたが、当時、ストーリーに入り込んで見ていたことを憶えています。もし突然、自分が死んでしまって何か心残りがあった時には、ゴーストになってでも気持ちを伝えられたらいいのにと、自分のことに置き換えて考えたりもしていました。原作に思い入れのあるたくさんの方々の期待を裏切らないよう、ソン・スンホンさんをはじめとする、共演者、スタッフの方々と一緒に、アジア版『ゴースト』を大切に作り上げていきたいと思っています」。
また、ソン・スンホンも松嶋との共演について「松嶋さんの相手役として私が選ばれるとはまったく想像もしていませんでした。素敵な女優さんと共演する機会を得てとても嬉しく思っております」と喜びを語った。
このアジア版『ゴースト』は、ハリウッドのメジャースタジオ、パラマウントピクチャーズと、『リング』シリーズなどで国際的に活躍する映画プロデューサー、一瀬隆重により企画されたビッグプロジェクト。配給はパラマウント ピクチャーズ ジャパンと松竹の共同配給となる。
一瀬プロデューサーも本作への思いは熱い。「4年前にパラマウントピクチャーズから日本映画を作りたいと言われた時、すぐ頭に浮かんだのが『ゴースト ニューヨークの幻』でした。ハリウッド映画の王道。愛があって、笑いがあって、涙があって、スリルとサスペンスがあって、正義がある。夢を見させてくれる映画の力がある」。
重責のメガホンをとるのは、14年間日本テレビのディレクターとして活躍してきた大谷太郎監督。「アジア最高のキャストとスタッフが結集して新しい『ゴースト』に挑みます」という一瀬プロデューサーの弁のとおり、どんな映画に仕上がるのか、今から楽しみだ。【Movie Walker】