『トワイライト』最終章、出演料の交渉まとまらずキャスト変更?

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『トワイライト』最終章、出演料の交渉まとまらずキャスト変更?

『トワイライト』シリーズの最終作となる『The Twilight Saga: Breaking Dawn』の出演交渉が難航しており、製作が遅延する可能性が出てきているという。同シリーズのレギュラー陣の俳優たちは、『トワイライト 初恋』が大ヒットした後で、3本の続編に出演する契約を交わしていたが、最終作が2部作になることに決まったため、新たに1本分の契約が必要になった。

英国ITVニュースが伝えるところによれば、同シリーズの製作会社サミット・エンターテイメントは、現在、レギュラー陣の俳優と出演交渉を行っている最中だそうで、ロバート・パティンソン、クリステン・スチュワート、テイラー・ロートナーの3人は契約書に署名する寸前だが、エメット・カレン役のケラン・ラッツとアリス・カレン役のアシュリー・グリーンが出演料の大幅アップを要求し、交渉が難航しているらしい。

製作費削減を余儀なくされ、新作のロケ地はルイジアナに変更することも検討しているらしい製作側は、巨額の出演料を要求している俳優を外し、キャストを変更する可能性もあるそう。「誰かを外さねばならない状態になるかもしれない。たとえ配役が途中で変わろうとも、最終章は2部作になる」と製作関係者がハリウッド・リポーター電子版に語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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