ケイト・ブランシェット、背中バックリの着回しドレスでカンヌを魅了!
今月8日から19日まで開催されている第71回カンヌ国際映画祭で、背中がバックリ開いたドレスを着たケイト・ブランシェット(49)の美しさが改めて脚光を浴びている。
数日前にはパンツスーツでクールに決めていたケイトだが、今回はアップにまとめたヘアにダイヤのロングイヤリング、アルマーニ・プリヴェの黒いレースのスタンドカラードレスでレッドカーペットを歩いた。
シワの少ない、しかもいじっていないナチュラルビューティぶりはどんなドレスでも発揮されているが、このドレスは、上半身から脚までオーガンジー部分がスケスケ、でん部の上まで背中がバックリ開いているにも関わらず、下品どころか上品に着こなすのがケイト流だ。
今回も「美しすぎる」と絶賛されているこのドレス、「どこかで見たことがあるような…」と思いきや、なんと2014年に『ブルージャスミン』(13)でゴールデン・グローブ賞のドラマ部門主演女優賞を受賞した際に着ていた勝負ドレスでもあり、着回しドレスだったのだ。
着回しドレスといえばキャサリン妃の定番だが、ハリウッド女優の着回しは珍しい。しかしそれについてケイトのスタイリストは「素晴らしいドレスを何度も着てはいけない理由はない」と着回しドレスであることを認めると共に、今後も積極的に着回しドレスを採用していく様子。ヘアスタイルも違えば雰囲気も違って見えるため、ネットユーザーたちからは「素晴らしい試み!」「中身がある人は、何を何度着ても素敵ね」といった絶賛の声が寄せられている。
しかし一方で、ハリウッドの重鎮のセクハラ疑惑を発端に、昨今、メディアにドレスのブランド名が露出する機会が減少。デザイナーが無料で女優にドレスを提供するシステムが崩壊しつつあると言われていることから「女優もドレスを買うとなると大変な時代になったのかも」「今後は否応なしに、着回しドレスが増えるかも」といった冷静な声も寄せられている。
NY在住/JUNKO