大泉洋が学生にサボり指南!?小松菜奈と北海道の母校に凱旋!
累計発行部数が200万部を突破する眉月じゅんの人気漫画を実写映画化した『恋は雨上がりのように』(5月25日公開)。怪我で夢を絶たれた17歳の女子高生・橘あきら(小松菜奈)が、28歳年上の冴えないファミレス店長・近藤正己(大泉洋)へ向けるまっすぐすぎる想いが綴られる本作。
5月10日、本作で主演を務めた2人が大泉の母校である北海道・北海学園大学で、作品を鑑賞した340人の学生を前に、同校が主催する教養講座の記念すべき第50回として特別講座を行った。
小松、大泉が教室に入ると、大先輩である大泉の凱旋に、学生たちは大熱狂。今回、会場となった60番教室は、大泉が25年前に授業を受けていた場所で、満席の場内に「60番教室がこんなに埋まったのを初めてみた」と感激しきり。
北海道を訪れるのは2度目という小松に北海道の印象を聞くと「大泉さんの出身校に来られるのをとても楽しみにしていました。それから、お昼ごはんに大泉さんが用意してくれた海鮮丼がとても美味しかった」と話し、大泉はさらに北海道人として「みよしの」の餃子と、びっくりドンキーを小松に猛プッシュ。
会場の学生を「直属の後輩なので、弟みたいな気持ち」と表現する大泉に当時の話を聞くと「授業はほとんど出なかったけど、学校はすごく楽しかった。お芝居ばかりやってました」と、まさかのサボり指南(?)が飛びだす。
今回は大泉が学生時代に所属していた演劇研究会の現役メンバーも参加しており「現在、70人以上所属しています」と聞くと、その人数に驚いたようだが「(メンバーが多いのは)NACSのおかげ。私もTEAM NACSにあこがれて演劇研究会に入りました!」と学生に告白されると、うれしそうな笑顔を見せた。
また今回は、学生たちの夢を応援する特別講座という事で、2人に自身の学生当時の夢について聞くと、小松は「中学、高校の時は美容師になりたかったが、18歳の時に映画『渇き。』に出演して、この仕事を続けたいなと思いました」。
大学在学中に芸能活動を始めた大泉は「(当時は)就職先がない時代でした。そこで、好きなことをやろうと思ったら、すっかり仕事が楽しくなっちゃった。30になるまでには就職しなくてはと思っていましたが、ブレイクしちゃいました」と照れ笑い。
最後に学生たちに向けたメッセージを求められると、大泉は「この大学でやりたいことを少しでも早く見つけ、そこに向かってまい進してください。勉強も大事だけど、人とのつながりを大事にして、自分の好きなことを見つけてください」と温かい口調で語りかける。
それを聞いた小松は「大泉さんの出身校に来られて、楽しい大学生活の話をたくさん聞けてよかったです。夢に向かって頑張ってください。私もがんばります!」と決意を新たにしたようだった。
文/編集部