有村架純が運転士姿を披露!「RAILWAYS」シリーズ最新作の特報が完成
有村架純と國村隼がダブル主演を務め、人生を鉄道になぞらえて描く「RAILWAYS」シリーズの最新作『かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-』が11月30日(金)から公開されることが決定。特報映像とティーザーポスターが到着した。
2010年に公開された中井貴一主演の『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』、そして2011年に公開された三浦友和主演の『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』に続く、7年ぶりのシリーズ3作目となる本作は、愛する人を失った家族の“再出発”がテーマ。
夫・修平とその連れ子・駿也と東京で幸せに暮らしていた晶は、修平の突然の死で生活が一変する。残された駿也と共に修平の故郷・鹿児島へ向かい、会ったことのない義父・節夫を訪ねる晶。運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきた節夫は、晶たちを戸惑いつつも受け入れ、母としてまっすぐ生きようとする晶の姿に心を動かされていく。
このたび到着した特報映像では、血のつながりを持たない3人が一緒に暮らしはじめ、それぞれが愛する人を失った悲しみを抱えながら自分たちなりの家族の形を見つけようともがく様が映しだされている。さらに本シリーズのもうひとつの主人公である鉄道、熊本県の八代駅と鹿児島県の川内駅を結ぶ“肥薩おれんじ鉄道”が走る姿も。
本作でシングルマザー役に挑む有村は、劇中で息子のために鉄道の運転士を目指す役柄。映像の中では時に涙し、もがきながらも前向きに「出発進行」と元気よく掛け声をかける運転士姿の有村も観ることができる。彼女が爽やかで真面目なイメージを保ちながら、これまでにない大人としての責任感を抱える役をどう演じているのか注目だ。
あわせて到着したティーザーポスターでは、駅のベンチに座って微笑む晶と駿也の前を、堅い表情で横切ろうとする節夫の3人が映され、彼らが紡ぎだす物語の始まりを告げる仕上がりに。日本の美しい風景を走る鉄道と、迷いながらも成長していく人々の姿を描きだす本作は、どの世代の人でも共感できること間違いなし。この冬日本中を暖かい感動で包み込んでくれることを期待して待ちたい。
文/久保田 和馬