キアヌ・リーヴス、新作撮影中にホームレスの段ボールへサイン

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キアヌ・リーヴス、新作撮影中にホームレスの段ボールへサイン

主演新作映画『ジョン・ウィック:チャプター3』の撮影真っただ中のキアヌ・リーヴス。非情なアサシンを演じるキアヌだが、現実のキアヌは相変わらず一般人に親切な態度で接しており、その人柄のよさがまたしても絶賛されている。

22日に行われたニューヨークでの撮影中、トレーラーの近くで小銭を求めるホームレスの男性がいた。男性と会話を交わしたキアヌは、その男性が路上に置いていた段ボールにサインをしたためた。段ボールは、ホームレスの男性が通行人に示すメッセージ用に使っていたもので、「ホームレス/空腹と落ち込み(でつらいです)/何でもよいので、どうか助けてください/ありがとう」と書かれていた。キアヌは「助けてください」の部分にサインをしており、記事には「この段ボールの価値は間違いなく上がった」と書かれている。

同日夜には、共演者のハル・ベリーが撮影現場に合流。挨拶に来たハルがキアヌの頬にキスするという、ゴージャスなツーショットを見せていた。キアヌはアクションシーンの後だったらしく、汗なのか雨なのか髪の毛はぐっしょりと濡れ、顔はメイクで描かれた切り傷だらけという姿。華やかなハルと並んだキアヌの写真は、衣装の黒スーツは着ているものの、ややしょぼくれ気味に見える。

とはいえ、スクリーン以外でハリウッドスターらしさを見せないところが、キアヌが多くの人々に好かれている理由のひとつだ。記事を読んだ読者からは、ホームレスの人々に気軽に話しかけるキアヌへの絶賛の声が数多く寄せられていたが、「サインなんかもらっても仕方ないでしょ?ホームレスの人を助けたことにならないのでは?」と、疑問を呈する声も。このコメントに対して、「キアヌはカメラのないところで、かなりの金額を渡してるよ。キアヌは定期的にホームレスの人たちと過ごして彼らを助けている。ハリウッドの周辺にいない人々のことを、本当に気にかけてると思う。素晴らしい人だね!」との返信があり、多くの賛意が寄せられていた。

UK在住/シャオ

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