恐るべきメーガン妃効果!30万円超えのピアスが10分足らずで完売
先月22日、チャールズ皇太子主催の園遊会にメーガン妃が出席。今年11月に70歳を迎えるチャールズ皇太子のこれまでのチャリティ活動や軍隊関係組織への支援を記念するものだったという。ロイヤル・ウェディング後の初舞台ということもあり、メーガン妃の一挙一動が話題となったが、ファッション面での影響力もますます高まっているようだ。
この時のメーガン妃は、ホワイトベージュのワンピースにシンプルな帽子という控えめな装いだったからか、耳元に輝くピアスに一層の注目が集まったようだ。メーガン妃が着用していたダイヤモンド・ピアスは、ベルギーのブランド「ヴァネッサ・タゲンハフト」の品で、バラを模った18Kのピンク・ゴールドに、小粒のダイヤがぎっしり並んだデザイン。一般小売価格は2945ドル(約32万円)と安価ではないが、なんと10分ほどで完売し、多くの人々が予約待ちの状態だという。
ピアスだけでなく、同じデザインのネックレスとブレスレットも完売したそうで、こちらも入荷待ちの顧客が長蛇の列を作っている。ネックレスは、ペンダントヘッドが大ぶりなものが2690ドル(約30万円)、小ぶりなものが1580ドル(約17万円)。ブレスレットは、大きなチャーム付きが2940ドル(約32万円)、小さなチャームは1380ドル(約15万円)と、どれも庶民が気軽に買える値段ではなく、同ブランドにとっても、即時完売は驚きの事態だそうだ。
メーガン妃は、昨年ロンドンに移住してからヴァネッサ・タゲンハフトの顧客となり、婚約中も同ブランドの指輪やネックレスを使用していた。マドンナやアン・ハサウェイ、ケイト・ハドソンなども愛用しているブランドだが、メーガン妃着用後の売れ行きは、他のセレブの比ではないという。英国内のブランド評価コンサルタント、ブランド・ファイナンス社の調べによると、ロイヤル・ウェディング後のメーガン妃のファッションは、なんと2億ドル(約219億5300万円)もの経済効果を生み出しているそうだ。
同社のCEOは、「メーガン妃と同じぐらいファッション業界に影響力があるのはキャサリン妃だけです。しかし家族が増えたこともあり、キャサリン妃は以前ほどファッションに重きを置かなくなってきているため、かつての“キャサリン妃効果“がメーガン妃にバトンタッチされました」と語っている。専門家の分析はさておき、キャサリン妃のファッションに対する注目度も決して衰えていないはず。異なるタイプのファッションセンスを持つ両妃が揃う英国王室は、今後もさらなる経済効果を生み出していきそうだ。
UK在住/シャオ