米村美咲、体は柔らかくても芯は骨太!初主演の『クロネズミ』で魅せる
初主演映画『クロネズミ』(6月5日公開)を控えるタレントの米村美咲。セブンティーンの「ミスセブンティーン2007」ファイナリスト、08年のヤングジャンプ「セイコレ☆ジャパン」準グランプリ、そして人気投票により選出された日テレジェニック2009。数々のサバイバルを勝ち抜いてきた彼女が、本作では高校生同士のサバイバルに挑戦! キュートな笑顔を封印し、新たな魅力を発揮している。
同作は<avexニュースター・シネマ・コレクションvol.2>の1作で、深作健太監督による迫力のアクション・スリラー。自殺したはずの女子高生アスカが、深夜の学校にネズミのマスクを被って現れ、友人たちを惨殺しはじめる、という戦慄のストーリーだ。米村が演じるのは、アスカの一番の親友で、事件の真相を暴こうとするミサト。役柄を色にたとえてこう語る。
「ミサトは正義感も強いし、すごく明るい女の子。色でたとえると黄色とかオレンジなんですけど、実は何かを背負っているような影がある。色で言えばグレーみたいな子かなと思って演じました」。
ミサトに影があるように、一見仲良く見える男女6人グループに隠されていた大きな亀裂。それが謎の“アスカ”の復讐という形により壊れ、壮絶な殺し合いへと変わっていく。恐怖、悲しみ、激情、怒り。アクションと共に様々な感情を見せてくれる彼女は、自分でも見たことのない表情がたくさんあって驚かされたという。
「私、色々な表情ができるように、いつも鏡で自分の顔を見て研究しているんです。なんかナルシストみたいですけど(笑)。でも、この作品を見た時に、初めて見る表情がたくさんあって、まだまだ研究しきれていないなと思いました。驚いた顔とか絶叫している顔も新鮮で、すごく勉強になりました。これからもっと理想に近づけるように、絶叫顔も、どの角度が一番きれいに見えるか研究します」。
鏡を見ながら、一生懸命に表情を考えている姿を想像するとかわいく思える。研究しながらいつも顔の体操をしているという彼女、特技は“柔軟”だとか。
「顔の筋肉を含め、体の全部が柔らかいんです。私、以前は体が固かったんですけど、お姉ちゃんがすごく柔らかくて、家で気持ちよさそうにストレッチしてるのを見たらうらやましくなって。それで悔しくなって自分もやりだしたんです」。
どうやら研究熱心の負けずぎらいらしい。どんな女優になりたいかを尋ねると「自分の色がある女優さんになりたいです。私しかできないようなことをやっていきたい」とキッパリ。体は柔らかくても、芯は骨太だ。数々のサバイバルを勝ち抜いてきたのも納得。果たして『クロネズミ』では生き残ることができるのか?劇場に行って、彼女の勇姿を見届けてほしい。【トライワークス】
日時:6/5(土)
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区渋谷1-23-16 ココチビル7・8F)自時間:21:00〜(イベント終了後21:25より上映開始)
登壇者:深作健太監督、米村美咲、松本寛也、斉藤リナ、坂本真、下宮里穂子
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