まさに裏『SATC』?高級コールガールがNYの街を闊歩!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
まさに裏『SATC』?高級コールガールがNYの街を闊歩!

映画ニュース

まさに裏『SATC』?高級コールガールがNYの街を闊歩!

メインキャスト4人がそろって来日を果たし、かつてないほどの盛り上がりを見せる『セックス・アンド・ザ・シティ2』(6月4日公開)。『SATC』シリーズといえば最新トレンドを反映したニューヨークのショップが見られるのもお楽しみのひとつ。そんなNYの流行のショップが続々と登場する映画がほかにも公開される。高級コールガールを主人公にし、裏『SATC』ともいえる様相を呈した『ガールフレンド・エクスペリエンス』(7月3日公開)がそれだ。

主人公は、マンハッタンでエリートを相手にセックスだけでなく、本物の恋人と過ごしているような特別な時間を提供し、1時間で2000ドルを稼ぎ出す高級コールガールのチェルシー。彼女は、エリート男たちの“理想のガールフレンド”を演じるために最先端のオシャレをし、流行のレストランで食事をする。

そんなシーンで登場するショップが、NYに実在する人気店ばかりなのだ。例えば「クラフトステーキ」という店はオバマ大統領のお気に入りで、予約を取るのも困難なステーキハウス。また、劇中でチェルシーが買い物をする「キペペオ」は、キャメロン・ディアス、サラ・ジェシカ・パーカーなどのハリウッドセレブが愛用していたジュエリーブランド。撮影が行われたのが08年で、09年にデザイナーがパリに転居したため、現在では休止中の“幻のブランド”となっている。そして、キルスティン・ダンストのお気に入りだという「60トンプソン」というデザイナーズホテルは、チェルシーが“商売”で使用している。

『オーシャンズ』シリーズ(01〜07)の鬼才、スティーヴン・ソダーバーグが監督を務める本作。NYの人気店を登場させた理由について、「街の詳細を描きたかったから。この映画はお金と、お金の動きに関する作品だから、人々がどういったところでお金を使うか具体例を出したかった」と語っている。

『SATC』とはまたひと味違った豪華でリアルなNYの街を、是非とも満喫してもらいたい。【トライワークス】

作品情報へ