『ハリポタ』終了のダニエル・ラドクリフ、新スパイダーマンに名乗り?
『ハリポタ』シリーズ最終章の撮影が終わることで将来のキャリアに不安をもらしているダニエル・ラドクリフが、自らスパイダーマン役に名乗りを上げている、とデイリー・スター紙などが報じている。
ラドクリフが「自分でも信じられないほど、スパイダーマン(ピーター・パーカー)を演じていたトビー・マグワイアのことをずっと嫉妬してたんだ」と発言したが、今は『スパイダーマン』シリーズ3部作の主演マグワイアの降板が決まり、タイトル未定の新スパイダーマンが始動する寸前の絶好のタイミングである、というのがその理由だ。
2012年の公開に向けて、マーク・ウェブ監督がメガホンを取ることが決定したが、主演については「5人に絞られたのではないか」という報道が流れたばかり。まだ最終決定はしていないため、「ラドクリフはそのことを知っていて、意識して発言しているのではないか」という読みがあるようだ。
また関係者がニューヨークの地元紙ampmに語ったところでは、「新作は3部作の前章となり、ピーターの若かりし日が描かれるので、20歳のラドクリフはちょうど良い年齢です。さらに、未だにトビーとジェイク・ギレンホール、イライジャ・ウッド、そしてラドクリフの顔を混乱している人が多くいるので、ラドクリフが、トビーの幼少時代を演じるのは外見的にも無理がありません。問題は、ラドクリフの人気とイメージを、スパイダーマン側のスタッフが肯定的に受け取るかどうかですが、5人の中から決めかねているのも、一部で知名度のなさが指摘されているため、可能性は否定できない」という。
候補者の5人はジェイミー・ベル、アンドリュー・ガーフィールド、ジョシュ・ハッチャーソン、アルデン・エーレンライク、そしてもう1人は『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(08)のフランク・ディレイン。年末から撮影開始予定と言われているが、ラドクリフの発言が今後の展開に大きな変化をもたらすのか、今後の動向に注目だ。【NY在住/JUNKO】