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ナタリー・ポートマン、3段フリルのガーリードレスでプレミアへ!

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ナタリー・ポートマン、3段フリルのガーリードレスでプレミアへ!

14日、ドキュメンタリー映画『イーティング・アニマルズ(原題)』のプレミアがニューヨークで行われ、ナレーターを務めたナタリー・ポートマンが会場に姿を現した。

知的でシャープなイメージのナタリーだが、この日はプリンセスのような可愛らしいドレス姿で登場し、会場の人々の注目を集めていた。白地にブラック・ドットのミュウミュウのドレスは、スカート部分が3段フリルでガーリーな雰囲気。髪の毛はトップをややラフに崩したバレリーナ・アップで、真っ赤な口紅をひいた濃いめのメイクでも清楚な印象を残している。

キュートなドレス姿に反し、ナタリーがナレーションを務めた映画『イーティング・アニマルズ』は、かなり硬派なドキュメンタリー・フィルムだ。米国の食肉産業の変遷や、安価な肉や卵の大量生産システムについて迫ったこの映画は、小説家ジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー本「イーティング・アニマル―アメリカ工場式畜産の難題(ジレンマ)」が原作となっている。8歳からベジタリアンを貫いてきたナタリーは、この原作本を読んだあと、ベジタリアンからヴィーガン(はちみつや乳製品、革製品なども含め、動物由来の製品を一切使用しない人)へ移行したという。

同作のメガホンを取ったクリストファー・ディロン・クイン監督は、「この映画は、ヴィーガンや動物権利運動支持者のために作ったわけではありません。食品がどこから来ているかを理解したい人であれば、誰にでも見てもらいたい映画です」と話している。

社会問題に強い関心を持つナタリーは、“Me Too運動”へのサポートのみならず、貧窮国の救済活動や子供のための権利運動など、様々な活動に取り組んでいる。ガーリーなルックスからは想像がつかないナタリーの芯の強さは、自分の主義を貫く仕事ぶりにも十分発揮されているようだ。

UK在住/シャオ

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