健康問題を聞かれたくない?ジョニー・デップが取材を完全拒否
激やせ姿で健康問題が大きく取りざたされているジョニー・デップが、今後しばらくメディア取材に応じない姿勢を示していると「タイムズ・マガジン」が報じている。
事の発端は、今月初めにファンがアップロードしたジョニーとのツーショット写真だ。ジョニーがギターを務めるロックバンド、ハリウッド・ヴァンパイアーズのツアー先のロシアで、ファンと並んで撮った写真のジョニーは、驚くほど青白く痩せこけた姿だった。ジョニーの病的なルックスは世界中のファンに衝撃を与え、重病説やドラッグの影響に至るまで、今も様々な噂が飛び交っている。写真の公開直後、デイリー・メール紙が「ジョニーは元気ですよ」との関係者からの発言を伝えたものの、ジョニー自身はこの件に関して沈黙を守ってきた。
そんな中、ドイツのジャーナリストがくだんの写真や健康問題についての質問をデップに投げかけ、彼のマネージング・チームに動揺が走ったという。このインタビューのあと、デップは予定されていた取材をすべてキャンセル。健康問題に触れられることを拒否する姿勢を示しているそうだ。
その一方で、「役作りのための減量ではないか」との見方も根強い。最近撮影が完了したばかりのジョニー主演の映画『Richard Says Goodbye(原題)』で、ジョニーは“不治の病に侵された大学教授”の役を演じているという。長く生きられないことを知った大学教授が、常識やしきたりから自由になったとばかりに煙草や飲酒に女遊びと、やりたい放題の生活を始めるが…というストーリーとのことで、病的なルックスは病人を演じるためだったと考えるのが自然だ。しかし、それなら一言「役作りのためです」と言えば済むことで、頑なに取材拒否をするのも不自然に感じられる。ジョニーの態度が軟化して真相が明かされるのは、まだ先のことになりそうだ。
UK在住/シャオ