『SATC2』は女性だけのものじゃない!監督&男性キャストが魅力を語る

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『SATC2』は女性だけのものじゃない!監督&男性キャストが魅力を語る

ニューヨークを舞台に大人の恋愛事情を描いた大人気テレビシリーズの劇場版第2弾『セックス・アンド・ザ・シティ2』(公開中)。SATCは女性から圧倒的支持を得ているが、監督や男性キャストたちからは“女性だけでなく、男性にも楽しみ方がある!”との声が挙がっている。

劇場版第2弾では、キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)の夫ミスター・ビッグ(クリス・ノース)と人気を二分する、テレビシリーズでキャリーと結婚寸前までいった元恋人エイダン(ジョン・コーベット)の再登場でファンの心をわしづかみにしている。ジョン・コーベットは以前にドラマシリーズ出演オファーを受けた際、「VHSテープを送ってもらって5話ほど観てみて、まだ正式にオファーを受ける前だったにもかかわらず、すっかり夢中になったのを覚えているよ。“これは最高のドラマだ!”って思ったんだ。女性の心理を男性に教えてくれたよ」と振り返る。“女性心理が赤裸々に描かれていて夢中になったから”とドラマシリーズ出演快諾の秘話に続け、「だからこの映画は、女性の心理を知るという意味でも、男性にはすごくためになる作品だね。それに女性にとっても期待以上のファッションスタイルと魅力があると思うよ」と男女それぞれの楽しみ方を教えてくれた。女性のための作品という思い込みが強いSATCだが、女性のみならず、実は男性の恋愛のバイブルだったのだ!

性別に関係なく楽しめるという点に加えて、弁護士ミランダ(シンシア・ニクソン)の夫スティーブ役のデビッド・エイゲンバーグは「僕とシンシアが撮影している時のことさ。撮影現場の近くにカトリック系の学校があって、みんなシンシア(=ミランダ)を見たがるんだ。僕は『君たち16歳でしょ!こんな番組を観ていちゃいけないよ!』というと、彼女たちは『だって大好きなんだもん!』と。すごいことだと思うよ。登場人物は40代だったり50代だったりするのに、失恋の痛みや笑いがちゃんと通じているんだからね。男の子たちもガールフレンドが見たがるから嫌々ついてくるけど、結局彼らもはまってしまうんだ!」と年齢にも関係なく楽しめることを強調している。ちなみに本作は日本ではR15+指定だ。

性別や年齢に関係なく楽しめる本作の監督・脚本のマイケル・パトリック・キングは「男性ファンにはセクシーなベビーシッター、女性ファンにはセクシーな建築家を用意した」という。是非劇場で男女それぞれに用意された監督からのギフトを自分の目で確かめて欲しい。【MovieWalker】

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