『フラワーズ』初日に鈴木京香と仲間由紀恵が艶やかな“花”の着物で登壇

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『フラワーズ』初日に鈴木京香と仲間由紀恵が艶やかな“花”の着物で登壇

蒼井優、鈴木京香、竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、広末涼子ら豪華6大女優の共演作『FLOWERS フラワーズ』(6月12日公開)の初日舞台挨拶が6月12日、TOHOシネマズ日劇で開催。6人を代表して、鈴木は夏椿の着物で、仲間はチューリップの着物で登壇し、企画・製作総指揮の大貫卓也、小泉徳宏監督と共に本作への熱い思いを語った。

『FLOWERS フラワーズ』は、資生堂のヘアケア製品「TSUBAKI」のCMで顔を合わせた女優陣の競演作。日本人で唯一、カンヌ国際広告映画祭グランプリを受賞した大貫卓也の企画・製作総指揮により、昭和から現代を力強く生き抜いた女性たちを綴った大河ドラマとなった。

大貫は本作について、「昔懐かしい映像も入ってますが、昔がいいね、懐かしいなということよりも、新しい映画だと思って企画しました。いろんな時代の女性像をここにおくってのが僕の仕事だったんじゃないかな」とアピール。

自らの人生の岐路に立たされた女性・奏(かな)役の鈴木は、「見終わった後、母や祖母、日本の風土にも感謝する気持ちがわき上がってきました」と感無量な表情で感想を述べると、奏の母・慧(さと)役の仲間も「平凡な普通の女性たちが日々頑張っている、そんな明るく元気に生きていこうという勇気をもらえた映画です」と笑顔で語った。

その後「理想の女性像」について尋ねられると、ふたりとも「母」だと答えてくれた。鈴木は「母は優しいですが、ある意味怖くて強い女性。私も勇敢な女性に憧れます」と言うと、仲間も「母というのは似てるんだけど、超えられない。すごく大きくて強さもあり、ずっと見守ってくれる。どんなに頑張っても届かない存在ですね」とコメント。

また、母・娘役を演じたふたりは、その感想についても語ってくれた。鈴木は「自分より才能があり、美しい女優さんを母にもてるってことで、みんなからうらやましがられました。今でも、レイヤード(ヘア)にした仲間さんを見ると『お母さん』かなって思ってしまって(笑)」とにこやかに語った。仲間は恐縮しながらも、「奏さんが雨の中に現れるシーンの美しさにハッとさせられました。なかなか他に見ることのない妖艶さで、最初から引き込まれました。すごくきれいな娘を産めてよかったと思います(笑)」と鈴木の美しさをほめたたえた。

最後に、ツバキの花のうちわを持った観客たちと共にフォトセッション。着物姿のふたりは、劇中さながらに日本女性の美しさをしっかりと体現できているように思えた。【Movie Walker/山崎伸子】

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