『劇場版ユーリ!!! on ICE』来年公開!氷上の2つの足跡…謎深まるビジュアルが解禁
2016年のテレビ放送で世界初の本格的な男子フィギュアスケートアニメとして反響を呼んだ「ユーリ!!! on ICE」。国内外で大ヒットした本作だが、このたび『ユーリ!!! on ICE 劇場版 : ICE ADOLESCENCE(アイス アドレセンス)』と題した完全新作劇場版の公開が2019年に決定。同時に劇場版ビジュアルが解禁となった。
「ユーリ!!! on ICE」は、ネーム(脚本原案)とキャラクター原案を自身も“スケオタ”(フィギュアスケートのファン)である「モテキ」の久保ミツロウ、監督・シリーズ構成を山本沙代、キャラクターデザインを平松禎史が務めた作品。実際の選手からもラブコールを贈られる滑走シーンのリアリティ、目が離せないキャラクター同士の関係性など多くの魅力からファンを生んだ。
今回解禁されたファーストビジュアルは、 キャラクターデザイン・平松禎史による描き下ろし。氷上を歩く人物はいったい誰なのか?舞台はどこなのか…。テレビシリーズでは崖っぷちに立たされたフィギュアスケートの強化選手・勝生勇利と、彼の前に現れ自らコーチを買って出た世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフの2人がグランプリファイナルで金メダルを目指す姿が描かれたが、今作はどんな物語になるのか。様々な想像をかきたてられる一枚だ。また、本日開設された劇場版公式サイトでは、このビジュアルを使用したスペシャルムービーを観ることができ、ナレーションはヴィクトル・ニキフォロフ役の諏訪部順一、音楽は梅林太郎、松司馬拓、音楽プロデュースは冨永恵介(PIANO)が担当しているそう。
六本木ヒルズで開催されるテレ朝夏祭りの「ユーリ!!! on MUSEUM」(7月14 日〜8 月26 日開催)にて、本作の特大ティザービジュアルが展示されることも決定しており、ファンには見逃せない機会となっている。
同シリーズはBlu-ray&DVDが累計40万枚を超える大ヒットを記録しただけでなく、公式SNSのフォロワーも全体の約86%が海外からというワールドワイドな人気を博している。放送終了後1年半以上経った現在も熱が冷めやらず、平昌オリンピックでは日本代表のフィギュアペア須崎・木原がBenji Schwimmer&佐藤有香の振付で本作に登場する楽曲「Yuri on ICE」を使用し話題になるなど、現実のスケーター達をも巻き込んだ異例の人気を誇っている。
多くのファンが待ち望むなか、昨年4月29日のイベント発表以来、劇場版については情報が制限されてきた本作。初の情報解禁により、今後の続報にも期待せざるを得ない!
文/編集部