AV出演の理由が明らかに セクシー女優みひろの過去が遂に映画化
テレビや舞台、最近は映画でも活躍目覚しい人気セクシー女優・みひろ。そんな彼女の自伝「nude」が映画化され、9月18日(土)より公開されることとなった。今でこそバラエティ番組「ゴッドタン」や、映画『SR サイタマノラッパー』(08)等に出演し、女優として知られる存在だが、ホームはアダルトビデオである。次から次へと新人がデビューし、女優の命は1〜2年が通例の狭く険しいアダルトビデオ界において、彼女は長期にわたり活躍し続けたが、この6月をもってついに引退することになった。
「nude」は、これまで語られることのなかったアダルトビデオを選んだ真相、そこに秘められた不安や葛藤を赤裸々に書き下ろしたもので、発売されるや、若い女性を中心に大反響を呼んだ注目作。また、映画化に先駆け、コミック化されたことでも話題を集めた作品だ。
高校を卒業し、女優を目指して上京した“みひろ”こと“ひろみ”。ヌードモデルのスカウトを受けた彼女は、夢への第一歩と考え、アダルトビデオには出演しないことを条件に仕事を引き受ける。だが、仕事は徐々にハードなものになっていき、恋人や親友から猛反対されるなか、ついにアダルトビデオに出演することになってしまい、という、夢見る少女“ひろみ”がセクシー女優“みひろ”になるまでの壮絶な実話を元にした本作。劇中でみひろを演じるのは『東京大学物語』(06)でデビューして以来『リアル鬼ごっこ2』(公開中)や『アウトレイジ』(公開中)など、話題作の出演が相次ぐ渡辺奈緒子。映画初主演となる彼女が、セクシー女優顔負けの演技で挑んでいる。
かつて、みひろにとっては大先輩の飯島愛が書き下ろした「プラトニック・セックス」も映画化され大ヒット。当時も社会ブームを起こしたが、本作も次なる世代の「プラトニック・セックス」となるか期待したい。【トライワークス】