木村拓哉&二宮和也の激しい演技バトルに、4000人の観客が総立ち!
雫井脩介の同名小説を社会派映画の巨匠・原田眞人監督が映画化した『検察側の罪人』(8月24日公開)の完成披露試写会が6日、東京国際フォーラム・ホールAで開催され、上映終了後の舞台挨拶に本作で初共演を果たした木村拓哉と二宮和也を筆頭に、キャスト&監督が登壇。上映開始前の舞台挨拶につづいて会場を大きく沸かせた。
エンドロールの終了とともに木村と二宮の2人がステージに姿を現すと、会場の観客およそ4000人が総立ち。スタンディングオベーションと歓声で、2人の激しい演技バトルに熱烈な賛辞を送った。そして会場の中央に設けられたランウェイを拍手と声援に包まれながら闊歩した2人は、万感の表情で手を振る。さらに共演者である吉高由里子、大倉孝二、八嶋智人、音尾琢真、芦名星、原田監督らも合流。一同はランウェイの先頭で会場全体に笑顔を向けた。
若手検事・沖野啓一郎を演じた二宮は「もう観ていただいたすべてでございます。ありがとうございます!もう一度、ぜひ劇場で観ていただきたいなと思っております」と語りかけ、一方でエリート検事・最上毅を演じた木村は「本当に今日、受け取ってくれたこの場にいる全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました」と挨拶。
さらに木村は「こういう作品です。きっと一度では消化しきれないと思っています。僕ももう一度観たいと思っています。ぜひ、劇場でお会いしましょう!」と力強くコメント。会場のボルテージは最高潮に達し、熱い拍手は長時間にわたり鳴り止まなかった。
取材・文/久保田 和馬
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