メル・ギブソン暴行事件の目撃者は12歳の少年
メル・ギブソンの元恋人オクサナ・グリゴリエバに対するDVの疑いで捜査を進めているロサンゼルス郡保安官事務所が、元007俳優のティモシー・ドルトンと、オクサナの息子であるアレクサンダー・ドルトンくん(12歳)から事情を聴取することになったとTMZ.comが伝えている。
捜査官は、今年1月にメルがオクサナの顔を殴って前歯を折るなどしたという暴行事件が起きた時に在宅していたアレクサンダーくんを重要目撃者と見なしており、母親とその恋人の口論を実際には目撃してないとしても、暴行が起きた後の光景を目撃していると確信しているらしい。アレクサンダーくんはメルとオクサナが住んでいた家に同居していたそうで、問題の日以外にもふたりの衝突を目撃している可能性が高いという。TMZ.comによれば、オクサナは既に12歳の息子から事情聴取する許可を警察に与えているそう。
一方、オクサナの電話にはメル・ギブソンのファンらしい人々からの嫌がらせメッセージが相次ぎ、中には殺人予告とも取れる内容のものがあったため、7月13日にオクサナが警察に通報したという。
また、米国のテレビ番組で“メル・ギブソンは人種差別者じゃない”と発言したウーピー・ゴールドバーグの事務所には激怒した一般市民からの電話が殺到しているそうで、「文句があるなら事務所の女の子じゃなくて私に直接言いなさい!」とウーピーが米国のテレビ番組で訴えたとContactmusic.comが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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