こっちもミッション・インポッシブル!?『オーシャンズ8』史上最も困難な計画が明らかに
ジョージ・クルーニーら豪華キャストが犯罪のプロに扮した人気シリーズの最新作『オーシャンズ8』が本日より公開となった。初のオールスター女性キャストで犯罪劇を描いた本作から、“オーシャンズ”史上最も困難で大胆といわれる作戦を暴く動画が到着した。
高層ビルから駆け下り、飛行機に飛び移り、高度7620メートルから決死のダイブもしてしまうあのスパイも、確かにスゴい。だがしかし、超個性的な最強チーム“オーシャンズ8”たちの大計画も負けじとスゴい!映像にはその実現不可能とも思える計画の内容が映しだされている。
「メトロポリタン美術館で開かれる、3週間半後に開かれる展示会が今回の舞台よ」と語るのは、カリスマ的リーダーであり計画の立案者、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)。しかし、彼女の語る展示会とは、多くのセレブたちが参加し、世界中から報道陣が集まる、世界有数のファッションの祭典“メットガラ”のこと。セキュリティは厳重でアリ一匹さえも通さず、しかも全世界に配信中という難攻不落の祭典から、白昼堂々とターゲットの宝石を盗み出すようだ。
狙いは、最も歴史的価値が高く、価格はなんと1億5000万ドルの“トゥーサン・ネックレス”。厄介なのは、そのネックレスを身に付けるダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)だ。出席者の目玉として注目されるハリウッドの大女優で、絶世の美貌を持ちながらプライドは山よりも高いという、超気分屋。そんなダフネを丸め込み、ネックレスを金庫から盗んで、鉄壁の防犯システムをかいくぐり、“メットガラ”に忍び込む…まさにミッション・インポッシブルな作戦内容に、計画を伝えられたメンバーも唖然の表情。
これまでの“オーシャンズ”も、ラスベガスの金庫破りや超高級ホテルなど、ねらうヤマこそ大きかったが、今回はなんといってもド派手。ターゲットとなるダフネを演じたアン・ハサウェイは、「正直凄いと思いました!私は“メットガラ”には何度も行ったことがありますが、美術品を盗むことは考えても、人物そのものを盗み出すことなんて考えたことがありません」と語り、本作の設定の妙を絶賛。
一見実現不可能とも思えるこの計画に、オーシャンズ8たちは、それぞれの得意分野を最大限に発揮する。監督のゲイリー・ロスは「これは様々な要素が入った映画です。個性的な8人のユニークな掛け合いや、スリリングな展開があり、なんといってもゴージャスな映画。年齢や性別、そして国籍を問わず楽しんでもらえるエンターテイメントになっています」と語った。
本日から公開の『オーシャンズ8』。シリーズ史上最もゴージャスかつ困難な犯罪計画は果たして成功するのか。
文/編集部