ジャイアントパンダらの可愛らしい姿が満載!『アース』第2弾が公開決定
2008年に公開され、日本では興行収入24億円の大ヒットを記録。全世界でもネイチャー・ドキュメンタリー映画としては異例の興行収入1億ドル突破の大ヒットを記録したBBC製作の『アース』(07)。その第2弾となる『アース:アメイジング・デイ』が11月より公開されることが決定。可愛らしい動物たちの場面写真が一足先に到着した。
ネイチャー・ドキュメンタリー作品の先駆者であり、常に世界最高峰の作品を発表しつづけているイギリスのBBCアース・フィルムズが手がける本作では、前作から10年の間で飛躍的な進歩を遂げた撮影技術を駆使し、BBCが誇る一流スタッフたちが、最新鋭の4Kカメラで動物たちの貴重な姿を撮影することに成功。
動物たちに限りなく近付き、まるで彼らと同じ目線で世界を見ているかのような迫力の映像でつづられる本作。ジャイアントパンダをはじめ、キリンやヒゲペンギンなどのよく知られた動物たちが見せる珍しい表情。そして、絶滅危惧種の中でも最上級カテゴリーの絶滅寸前種であるハクトウラングールの貴重な姿など、まさに“アメイジング”な映像の連続。
英国アカデミー賞やエミー賞などの受賞経験を持つ『宇宙(そら)へ。』(09)のリチャード・デイル監督と『真珠の耳飾りの少女』(03)や『終戦のエンペラー』(12)を手がけたピーター・ウェーバー監督、そして現代の中国社会を映し出したドキュメンタリー作品で、中国人監督として初めてエミー賞2部門を受賞したファン・リーシン監督の3名が共同で監督を務めることにも注目だ。
昨年、上野動物園でジャイアントパンダの赤ちゃん、シャンシャンが生まれ大きな話題となり、動物たちへの関心が高まっている日本に満を持して上陸する、ネイチャー・ドキュメンタリーの決定版。圧倒的な映像の数々と動物たちの命のドラマに驚き、癒され、そして深い感動を味わってほしい。
文/久保田 和馬