MTVアワード2018のベスト&ワーストドレッサーは?
現地時間20日、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで「MTV ビデオ・ミュージック・アワード」の授賞式典が華々しく行われた。最優秀ビデオ賞の栄冠は、カミラ・カベロの「ハバナ」が獲得。カミラは最優秀アーティスト賞にも輝き、W受賞の快挙を果たした。最優秀新人賞はカーディ・B、最優秀ポップビデオ賞をアリアナ・グランデの作品が受賞するなど、女性アーティストの活躍がひときわ目立っていたようだ。
ファッション方面でメディアから高評価を受けたのは、定番ドレスで持ち前の美しさを強調したジェニファー・ロペスだ。全身メタリックに輝くボディコンシャスなドレスは、ワンショルダーと腿の付け根まで切れ込んだスリットで、肌見せバランスも抜群。無難な路線ながら、大御所らしい風格を漂わせていた。
特別賞にあたる「マイケル・ジャクソン・ビデオ・ヴァンガード賞」を受賞したジェニファーは、ゴールドのイブニングドレスでステージに登場。パフォーマンスではさらに露出度の高いボディスーツに早変わりし、キレのいいダンスで会場を魅了した。カイリー・ジェンナーやカーディ・Bをベストドレッサーに挙げるメディアも多かったが、ジェニファーに比べると賛否が分かれる結果となった。
満場一致でワーストドレッサーに挙げられたのは、ゲストとして出席していたモデルのアンバー・ローズだ。坊主頭にキャットウーマン風のマスクをかぶったアンバーは、コーンブラ付きの真っ赤なボンテージスーツを身体に食い込ませて、人々の目をくぎ付けにしていた。ワーストドレッサーの方は枚挙に暇がなく、素っ裸に極細のチェーンを何重にも垂らして会場入りしたモデルのブラック・チャイナや、超ハイレグ水着にシースルーのスカートで特大ヒップを見せつけていたニッキー・ミナージュなど、正視に堪えない衣装のセレブが目白押し。とはいえ当人たちの目論見通り、メディアからの注目を集めることには十分成功していたようだ。
UK在住/シャオ