第31回東京国際映画祭が日比谷でも同時開催!コラボイベントなど続々決定
10月25日(木)から11月3日(土・祝)まで開催される、アジア最大級の映画の祭典「第31回東京国際映画祭」。今年は「映画を観る喜びの共有」「映画人たちの交流」「映画の未来の開拓」をビジョンとして掲げ、メイン会場の六本木に加えて今年春に開業したばかりの東京ミッドタウン日比谷でイベントを同時開催することが決定した。
「映画・演劇の街」としてリニューアルした日比谷の街で行われるのは、3つのスペシャルプログラム。まず初日10月25日(木)には、六本木で行われるレッドカーペット・イベントの興奮をダイレクトに伝える「日比谷オープニングイベント」を実施。
さらに26日からの会期中は、連日「東京国際映画祭×11月3日はビデオの日 コラボイベント“映像 百花繚乱”上映会」が開催され、『グレイテスト・ショーマン』(17)をはじめとしたビデオメーカー各社の提供による「今、ビデオで見るべき話題作」が屋外上映される。そして最終日となる11月3日(土・祝)には、昨年につづきゴジラの誕生日を祝う特別企画「ゴジラ・フェス2018」が行われる。
またメイン会場である六本木各所では、多彩なジャンルの文化とのコラボイベントも実施。東京国際映画祭にプラスする特別企画「TIFFプラス」と銘打って「観光×食」「ファッション」「音楽」「アニメ」「eスポーツ」「スポーツ」の6ジャンルとコラボレーションを果たすとのこと。
「アニメ」とのコラボ企画では10月6日(土)から10月22日(月)まで新宿を中心に開催される「アニメフェスティバル東京」と連動し、人気アニメ「KING OF PRISM」シリーズの最新作公開を記念した応援上映が実施されるほか、スペシャルパーティーも開催。さらに、今年5月に亡くなった高畑勲監督の特別上映会も予定されている。
他に、ハロウィンで大きな盛り上がりを見せる六本木の夜に、様々なジャンルの作品をオールナイト上映する「ミッドナイト・フィルム・フェス!」や、毎年好評を博している“入場無料”の野外上映イベントが今年も開催。今年の野外上映は「スポーツ」をテーマに、10月6日(土)に都立芝公園・集会広場で『クリード チャンプを継ぐ男』(15)の上映が行われ、映画祭会期中には六本木ヒルズアリーナでスポーツにまつわる作品が連日上映される。
野外上映のラインナップを始め、各イベントやコラボレーションなどの詳細については後日発表されるとのこと。この機会に、日本が世界に誇る様々な文化に触れてみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬