アンジェリーナ・ジョリー、北朝鮮への懸念を語る
来日していたアンジェリーナ・ジョリーは、27日夜に主演映画『ソルト』(7月31日公開)の次のプロモーション地である韓国へ渡り、翌28日には取材陣に対して北朝鮮に対する懸念を語ったようだ。
『ソルト』は北朝鮮の刑務所で起こるシーンから始まるストーリーだが、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使を務めているアンジェリーナは、ソウルのUNHCRの職員から、中国に亡命して強制送還される脱北者たちの話を聞いてきたと語った。「北朝鮮住民亡命者たちが強制送還された後、国内で迫害を受けている、と彼らは語っていました。これらの人々のことを私は本当に心配しています」「今日私は、韓国の市民権を獲得し、入国している(北朝鮮の)人々がいることを学びました。UNHCRは静かな外交を展開していて、あまり宣伝はしませんが、多くのことを行っています」と語った、と英国ベルファスト・テレグラフ紙が伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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