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日本映画からの影響も明らかに!?『ルイスと不思議の時計』LAプレミアが開催!

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日本映画からの影響も明らかに!?『ルイスと不思議の時計』LAプレミアが開催!

『ルイスと不思議の時計』のLAプレミアが開催!
『ルイスと不思議の時計』のLAプレミアが開催![c]2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC

“ハリー・ポッターの原点”ともいわれるジョン・ベレアーズの児童文学「ルイスと魔法使い協会」シリーズの1作目「The House with a Clock in its Walls」を、俳優としても活躍するイーライ・ロス監督が映画化した『ルイスと不思議の時計』のLAプレミアが現地時間16日、ハリウッドのランドマークとして知られるTCLチャイニーズシアターで開催された。

晴天に恵まれた会場には、本作のイメージカラーでもあるパープルのカーペットが敷かれ、上映会場前には魔法の館を再現したゲートとたくさんのジャック・オー・ランタン。まさに本作のテーマでもある「魔法の世界」を忠実に表現したその雰囲気に、世界中から駆けつけたメディアや熱狂的なファンは大いに沸いた。

最初に会場に姿を見せたのは、両親を亡くし魔法の家に住むことになった少年・ルイスを演じた天才子役オーウェン・ヴァカーロ。将来性抜群のオーウェンは、ベテラン俳優陣との共演について「とても素晴らしかったよ。楽しかった!」と無邪気な笑顔を見せながら、初めての大舞台に感激の様子。さらにルイスたちを脅かす危険な魔法使いアイザックを演じたカイル・マクラクラン、一流魔法使いツィマーマンを演じたケイト・ブランシェットと、貫禄たっぷりの大御所スターがパープルカーペットを闊歩していく。

ジャック・ブラックはファンとセルフィー撮影も!
ジャック・ブラックはファンとセルフィー撮影も![c]2018 UNIVERSAL STUDIOS AND STORYTELLER DISTRIBUTION CO.,LLC

そして満を持して、ポンコツ魔法使いジョナサンを演じたジャック・ブラックが登場。髭をたくわえたワイルドな出で立ちのジャックは日本のファンに向けて「ドウモアリガトウ!ゴザイマス!イチ、ニ、サン…」と知っている日本語を総動員してリップサービスを披露し「魔法も盛りたくさんで、怖いところもあるし、とっても面白いよ!」と本作をPR。

そんな中、メガホンをとったロス監督は本作を手がけるにあたり「日本の三池崇史監督の『AUDITION オーディション』や『妖怪大戦争』からインスパイアされた。とくに『妖怪大戦争』みたいに変なものがたくさん出てくる感じが大好きなんだ!」とコメント。意外にも本作が日本のカルチャーから大きな影響を受けていることが明らかになった。

『ルイスと不思議の時計』は、現地時間9月21日(金)に全米約3300スクリーンで公開され、10月12日(金)から日本公開される。

文/久保田 和馬

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