山田裕貴が仲間を想って男泣き!「みんなの顔を見ているだけで涙が出そう」

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山田裕貴が仲間を想って男泣き!「みんなの顔を見ているだけで涙が出そう」

2011年に台湾をはじめアジア全土で社会現象を巻き起こしたギデンズ・コー監督の同名青春映画を、日本に舞台を移してリメイクした『あの頃、君を追いかけた』(10月5日公開)の完成披露試写会が18日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。主演の山田裕貴、ヒロインを演じた齋藤飛鳥を筆頭に、松本穂香、佐久本宝、國島直希、中田圭祐、遊佐亮介、長谷川康夫監督が登壇した。

昨年秋に日本だけでなくオリジナルのロケ地である台湾でも撮影が行われた本作。主人公・浩介を演じた山田は「みなさんに観てもらえる日を待ちわびていました!」と力強く挨拶。「大ヒット作品のリメイクということでプレッシャーもありました」と述懐し「本当に思い入れが強くて、ここにいるみんなの顔を見ているだけで涙が出そうになるくらい」と仲間たちへの想いを語る。そして「僕と一緒にやってくれて本当にありがとうございます」と共演者たちに深々と頭を下げた。

一方でお堅い優等生・早瀬真愛を演じ、スクリーンデビューを飾った齋藤は「こうしてみなさんに観てもらえる日が訪れて良かったなぁと心から安心しています」と、ほんわかした表情で述べると「私にとって“あのころ”はなくて、乃木坂しかなかった。青春とかキラキラしたものを経験させてもらえたのがこの作品が初めてだったので、ここにいるみんなは私にとって大事な存在。この作品もすごく大事な作品になりました」と笑顔を見せた。

完成披露が行われたこの日は山田の28歳の誕生日。「9月18日に完成披露があると言われて、なにもないわけがないよなと思っていました。正直に言うと、バレバレです」と笑う山田。それでもサプライズでバースデーケーキが運び込まれ、会場にいる全員が「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」を合唱すると幸せそうな表情。キャストひとりひとりからケーキを食べさせてもらった山田は「めちゃくちゃうれしいです」と喜びを爆発させた。

さらに本作の原作者であり、オリジナル版のメガホンをとったギデンズ・コーからは日本語で「山田さんの演技が本当に大好きです」と大絶賛の動画メッセージが海を越えて寄せられると「うれしいっす…。もうしゃべれなくなっちゃう…」と感極まる山田。

「台湾版があったから素敵な仲間たちに会えた。自分が主演だから頑張ろうとかではなくて、みんながこの先、この映画をやったことで活躍できる場が増えればいいなとずっと思っていたので、本当にうれしい」と涙をこらえきれずに大号泣。すぐさま全員が山田に駆け寄りハグをすると、会場からは暖かな拍手が寄せられた。

取材・文/久保田 和馬

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