『宇宙ショーへようこそ』がベルリン、シドニー、ロンドンを経て、ついにアメリカでも上映!
舛成孝二監督が満を持して送り出す劇場オリジナルアニメーション『宇宙ショーへようこそ』(公開中)は、公開前から世界三大映画祭の1つ、ベルリン国際映画祭のジュネレーション部門にノミネートされるという快挙を成し遂げた。国内だけでなく、海外からの反響も多く、既にシドニー映画祭、英国映画協会での上映などを実施。また、7月30日〜8月1日にアメリカ・メリーランド州ボルティモアで開催されたアメリカ最大級のアニメイベント「Otakon 2010」でも、北米プレミア上映として、アメリカ上陸を果たし、舛成孝二監督、キャラクターデザインの石浜真史、プロデューサーの落越友則が招かれ、プレミア上映などのイベントを行った。
同作は、宇宙人を助けたお礼にと月面世界へやってきた5人の小学生が、トラブルに巻き込まれながらも地球へ戻ろうと奮闘するSFファンタジーアニメ。
アメリカでは、舛成の「R.O.D シリーズ」「かみちゅ!」などの人気も高いことから、同作の上映を待ちわびていたファンも多く、プレミアの会場前には長蛇の行列ができ、1000人を越す観客が集まった。上映前に舛成、石浜、落越が紹介されされると、観客からは大きな拍手と歓声があがった。上映を終え、現地の観客の反応について舛成は「笑いを誘うシーンでは大きな笑いが起こり、最後のクライマックスのシーンではみんな真剣に見るといった、とても素直な反応が印象的」と語った。
イベントでは、計2回のサイン会が実施され、舛成や石浜、落越に関連する作品のグッズなどを持参して参加する熱狂なファン約100名がそれぞれの会で集まり、現地での人気の高さを感じさせるサイン会となった。『宇宙ショーへようこそ』の海外の映画祭からの上映は、今後も拡大していく見込みだ。
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