原作者も太鼓判!『君に届け』で実現した幸福なキャスティング
累計発行部数1100万部を超える人気コミックを実写映画化した『君に届け』(公開中)。個性的なキャラクターによる胸キュンの恋愛&甘酸っぱい青春を描き、人気を呼んでいる原作コミック。そんな本作の成功の鍵を握る主役ふらりのキャスティングについて、原作者・椎名軽穂が太鼓判を押した。
“一日一善”を座右の銘とする健気な女の子だが、見た目が暗く、周りから“貞子”と呼ばれる主人公の女子高生・黒沼爽子を演じるのは、テレビドラマ「GM 踊れドクター」に出演中の多部未華子。「長い期間、爽子として過ごしてくれた女の子が実際にいるなんて! しかもその女の子が未華子ちゃんだなんて、なんて贅沢なことなんでしょう!」と原作者の椎名は、多部が爽子を演じることについて手放しで喜んだ。
また、明るく誰にもでも分け隔てなく接する爽子のクラスメート・風早翔太に扮するのは、『奈緒子』(08)や『クローズZERO II』(09)などの三浦春馬。彼については「最初にキャスティングを聞いた時から、なんの違和感もなく風早にストンとはまった春馬君。送ってもらった画像を見たら、体型といい仕草といい、そのまま風早の資料にしてしまいたいくらいの風早っぷり。そのうえ、撮影時のエピソードを聞けば聞くほど、想像してた以上にあまりに風早っぽいので、我が家では勝手にリアル風早と呼んでいました。ごめんなさい!」とコメント。
さらに「多部さんや三浦君が、高校生役を演じられるこのタイミングで『君に届け』が映画化されるのは、 とても幸運なことでした」とまで言わしめたのだから、本作は原作ファンの期待を裏切らないできばえになっていることは間違いなさそうだ。【トライワークス】
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