ハリウッドでもアラフォーが大活躍!3大誌の表紙を飾る

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ハリウッドでもアラフォーが大活躍!3大誌の表紙を飾る

若さと痩身崇拝のハリウッドでは、40歳代以降の女優には、母親役やチョイ役しか回ってこないと嘆く女優たちも多い。しかし、ハリウッド・レポーター紙によれば、1年中で一番発売部数が伸びる9月号の3大誌「Vogue」「Harper's Bazaar」「ELLE」の表紙を、それぞれハル・ベリー、ジェニファー・アニストン、ジュリア・ロバーツと40歳以上の女優たちが飾っている。

彼女たちに共通するのは、生き方もファッションもかっこいいが、結婚や離婚、出産、子育てなど様々な経験をしている点。酸いも甘いも経験しながら輝きを失っていない、というのが、未曾有の不景気で生き方が堅実になったアメリカ人読者の共感を得られるというのだ。

「20歳代や30歳代は不安定な要素も大きく、ハリウッドで生き残るには、強靭な精神力と自己コントロールが大事。先が見えないブリトニー・スピアーズ、リンジー・ローハンなどの生き方には共感できないでしょう」と、各誌の編集者たちは意見をまとめている。

同紙の調査結果によれば、上述の各誌の表紙を飾っているモデルの平均年齢は、それぞれ34.5歳、32.5歳、31.6歳と、やはり若め。ハル、アニストン、ジュリアはある意味特殊な存在とも言えそうだが、アカデミー賞を受賞したサンドラ・ブロック、二コール・キッドマンなども40歳を過ぎており、女優としての円熟期は40歳を過ぎてからになるつつある。【NY在住/JUNKO】

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