ジェニファー・アニストン、母子家庭推奨発言で物議を醸し出す

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ジェニファー・アニストン、母子家庭推奨発言で物議を醸し出す

ジェニファー・アニストンが、子供が欲しいからといって必ずしも結婚相手は必要ではない、と発言したことが物議を醸し出している。

新作『The Switch』(日本公開未定)で、恋人もいないが子供が欲しくて人工授精を試みるキャシーを演じているアニストンが、同作のプロモーションの記者会見で人工授精について聞かれ、「時代は変わったのよ。私たちの親世代は、結婚相手が見つかるまで子供をもてなかった。でも今の時代はいろんな選択肢があって、女性たちは、子供が欲しいからって男性と結婚しないといけないってことはないんだ、ってことに気がつき始めたの」と、発言した。

それについて、米テレビ番組フォックス・ニュースの司会を務める保守派のビル・オレイリーは、「この発言は社会にとって有害だ。12歳や13歳のティーンエイジャーに対して、『あなたたち、(子供が欲しいからといって)男も父親も必要ないわよ』というメッセージを投げかけたようなものだ。彼女のようにお金でたくさんの協力者を求めることができても、父親にしか果たせない役割がある」と番組内でアニストンを強く非難している。

これに対しアニストンが即座にピープル誌の独占取材に応じ、「もちろん、両親がそろっているのが理想的よ。でも、科学の進歩(人工授精)のおかげで相手が見つからなかった場合でも子供がもてるようになったのは、喜ぶべきことだと言ったまでよ」と反論している。【NY在住/JUNKO】

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