英国カルチャーの女王、ヴィヴィアン・ウエストウッドの“生き様”を一挙解禁!
パンクからエレガント、カジュアルなど幅広いファッションを世に送りだし、英国カルチャーのトップに君臨するファッションデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドの秘密に迫るドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』が12月28日(金)より公開。このたび、ヴィヴィアンの歴史を垣間見ることができる場面写真が一挙に到着した。
77歳になった今でもその才気が衰えることはなく、現役で活躍を続けるヴィヴィアン。06年にはファッションデザイナーとして初めてエリザベス女王から“デイム”の称号を与えられた彼女がデザインするドレスは、メリル・ストリープやヘレン・ミレンといった多くのセレブから絶大な支持を集めている。
今年のサンダンス映画祭ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で上映され、高い評価を集めた本作。2016年のロンドン・ファッション・ウィーク秋冬ショー前夜に、アトリエで最終チェックを行うヴィヴィアンの容赦ないダメ出しや、新規出店を指揮する貴重な映像から音楽史を変えたパンクムーブメントにまつわる秘話など、60年代から現代に至るまでの波乱の半生がつづられていく。
このたび解禁された場面写真では、08年春夏コレクションのフィナーレで見せたロックな表情と若々しい姿をはじめ、インタビュー風景やスタジオなどの仕事場の光景、自宅のプライベートスペースでの表情など、いまなお進化を続けるヴィヴィアンの歴史を堪能することができる。
また本作の劇中には“スーパーモデル”として一時代を築き上げたケイト・モスやナオミ・キャンベルを筆頭に、ファッション界の重鎮たちがヴィヴィアンの魅力を語るために登場。イギリス、ファッション、パンク、それらの歴史を作り上げてきた“生ける伝説”の勇姿を目に焼き付けてほしい。
文/久保田 和馬