香里奈、6年ぶりの主演『ラブコメ』は女優勝負作!
9月25日(土)より公開の『ラブコメ』は、近年女優として目覚しい活躍を見せる香里奈が男勝りの花屋を演じる、まさにタイトルどおりのラブコメディだ。
美人だけど男勝りで豪快。そのために彼氏いない暦1年11ヶ月の真紀恵(香里奈)は、3代続く下町の花屋を男顔負けの切り盛りで繁盛させている。そんな彼女と17年ぶりに再会し、恋に落ちてしまったアニメ脚本家の草食男子・美晴(田中圭)。劇中では、そんなふたりのじれったい恋模様がコミカルなテイストで描かれている。
ちなみに香里奈といえば、モデル出身の美貌と抜群のスタイルに目が行ってしまいがちだが、ここ最近は女優業、特に映画女優としても急成長中であることに注目したい。『深呼吸の必要』(04)の主演を務め、華々しく映画デビューを飾った香里奈は、続く『天国の本屋~恋火』(04)で天国の本屋で働く店員を、『海猿』(04)では気さくでサバサバした看護士を演じ、映画デビューの年に3本もの映画で活躍した。
そして『輪廻』(06)ではホラーに初挑戦し、『しゃべれどもしゃべれども』(07)では無愛想で口下手なヒロインという難役を演じきり、女優として一皮剥けた感がある。さらに話題作『恋空』(07)への出演を経て、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した『パレード』(10)で、心に闇を持つ、今どきのリアルな若者を見事に演じきった。
このように女優として成長し続けている彼女が、本作で6年ぶりに主演を務めることに。様々な役を経て成長した女優・香里奈の勝負作といっても過言ではない本作。大画面で彼女の女優としての真価を確認してみよう。【トライワークス】
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