町田啓太、演歌歌手になりきった青柳翔に「口パクでしたよね…?」息ぴったりトークに会場爆笑

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町田啓太、演歌歌手になりきった青柳翔に「口パクでしたよね…?」息ぴったりトークに会場爆笑

第31回東京国際映画祭の特別招待作品『jam』の公式上映が11月1日にEXシアター六本木で行われ、上映後イベントに劇団EXILEの青柳翔、町田啓太、鈴木伸之、秋山真太郎、小澤雄太、小野塚勇人、佐藤寛太、八木将康、SABU監督が登壇した。青柳が、劇中で演じた場末の演歌歌手・ヒロシに扮して熱唱。一夜限りのリサイタルを行い、会場を盛り上げた。

本作は、鬼才・SABU監督と劇団EXILEのコラボによる、疾走感あふれる人間ドラマ。演歌歌手、瀕死の恋人を守ろうとする青年、刑期を終えて復讐を果たそうとする男という3人の運命が交錯していく様を描く。劇団EXILEのメンバーが総出演している。

イベントの幕開けは劇中衣装に身を包んだ秋山、小澤、小野塚、佐藤、八木による和太鼓の乱れ打ち。男らしいパフォーマンスに黄色い歓声が上がり、冒頭から会場の熱気はムンムン。続いてヒロシに扮した青柳が会場から登場。うっとりとした表情でヒロシの持ち歌「こんばんは、ありがとう」を歌いながら会場を練り歩き、色っぽい歌声だけでなく、コミカルな振り付けも披露。観客も「ヒロシ!」とコールを送るなか、ヒロシに扮した青柳はマイクを口元から離しても歌声が会場に響き渡る“珍現象”を巻き起こし、会場の爆笑をさらった。

「本当にありがとう!」と会場に感謝した青柳は、ノリノリでメンバーを紹介。「今日の感想はどうですか?トーク・トゥ・ミー」と町田に感想を求めると、町田は「口パクでしたよね…?」と“珍現象”について率直な想いを吐露。笑いが上がるなか、青柳は「100パーセント、ヒロシズ・ボイス!」と開き直り、これには町田も「ファンタスティック!」と賛辞を送っていた。

トークタイムでは「なかなかこういう体験をさせていただくこともない。貴重」と劇団EXILEのメンバーとの共演を喜び、「これから盛り上げていけたら」と公開に向けて熱く意気込むんだ青柳。それぞれが息ぴったりのやり取りを見せ、会場も笑いっぱなしのイベントとなったこの日。SABU監督は「君らすごいね!」と目を丸くし、「みんなすごく仲がいいので、撮影は楽しかった」と充実の表情。「『jam2』のほうがおもしろくなる」と早くも続編を希望していた。

取材・文/成田 おり枝

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