ジョニデ、パンクの女王らと冤罪を訴えるコンサートに参加

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ジョニデ、パンクの女王らと冤罪を訴えるコンサートに参加

ジョニー・デップが、伝説のパンクシンガー、パティ・スミスらと共に、94年に米国で起きた3人の男児の殺人事件の実行犯として有罪判決を受けた“ウエスト・メンフィス3”と呼ばれる3人の男性たちを救うためのコンサートに登場した。

SPIN誌電子版が伝えるところによれば、デップは、1979年発表のアルバム「ウェイヴ」から「ダンシング・ベアフット」を歌うパティ・スミスのバックに回り、パール・ジャムのフロントマン、エディ・ヴェダーと共にアコースティックギターで伴奏した。その後、同じくパティ・スミスの「ピープル・ハブ・ザ・パワー」でもステ ージに登場し、ビートルズのジョージ・ハリスンの息子、ダーニ・ハリスンやジョセフ・アーサーらと共にギターの腕を披露している。

“ウエスト・メンフィス3”と呼ばれる男性たちは、事件が起きた当時はみな十代の少年だった。ヘヴィメタル好きでスティーブン・キングの読者、しかもオカルトに傾倒していたという理由で証拠不十分にもかかわらず不当に有罪判決を受けたとして、ミュージシャンらが中心となり、抗議活動を行ってきた。デップは今年2月にも この裁判に関するドキュメンタリー番組に出演し、3人の無罪を信じる発言をしたとNew!誌が伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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