キーラ・ナイトレイがシャネルのドレスで登場!ディズニー版『くるみ割り人形』ロンドンでお披露目

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キーラ・ナイトレイがシャネルのドレスで登場!ディズニー版『くるみ割り人形』ロンドンでお披露目

チャイコフスキーが音楽を手掛けたバレエなどで語り継がれている不朽の名作を、ディズニーが実写映画化した『くるみ割り人形と秘密の王国』(11月30日公開)のヨーロッパ・プレミアが現地時間1日、物語の舞台となったロンドンで開催。主演を務めたマッケンジー・フォイを筆頭に、キーラ・ナイトレイら豪華キャスト陣が集結した。

『ギルバート・グレイプ』(93)や『サイダー・ハウス・ルール』(99)の名匠ラッセ・ハルストレム監督と、『ジュマンジ』(95)や『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(11)のジョー・ジョンストン監督が共同でメガホンをとった本作は、愛する母を亡くし心を閉ざした少女クララが<秘密の王国>へと迷い込み、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていく様を壮大なスケールで描くファンタジー。

会場となったウエストフィールド・ロンドンには、劇中に登場する4つの国の中から“雪の国”と“花の国”を彷彿させるきらびやかな装飾が施され、上映を心待ちにする大勢のファンと世界各国から集まった取材陣を<秘密の王国>へといざなう。そんな中、クララを演じたマッケンジーが淡いピンクのドレスで登場し、続けて地元ロンドン出身のキーラ・ナイトレイが真っ白なシャネルのドレスで登場。会場中からは大きな歓声が湧きあがった。

「トワイライト」シリーズや『インターステラー』(14)などに出演し、天才子役として注目されたマッケンジーも現在16歳。「ロンドンで撮影が行われたこともあり、この場所で映画が高価さ入れることはとってもエキサイティングなことです」と喜びを語ったマッケンジーは「“くるみ割り人形”の物語には、すべての人に向けられた特別ななにかが存在していて、誰もが楽しめる要素がある。ずっと愛され続ける作品ですね」と自信をのぞかせた。

一方で、クララを歓迎する“お菓子の国”の統治者シュガー・プラムを演じたキーラは、本作のイベントに初登場。「おもちゃやお菓子に命が吹き込まれるというアイデアが小さな頃から大好きだった」と“くるみ割り”との思い出を明かすキーラは、共演したマッケンジーについて「彼女は人の目を惹く魅力を持ち、愛らしく、そして努力家。私は彼女の大ファンなの!」と興奮気味に絶賛した。

また会場にはミスティ・コープランドやジェイデン・フォーラ=ナイトらのキャスト陣に加え、本作の重要な音楽を担当した“世界最高峰のテノール歌手”と名高いアンドレア・ボチェッリと息子のマッテオ・ボチェッリ、そして劇中で使用されるチャイコフスキーの「くるみ割り人形 組曲」のピアノ演奏を担当したラン・ランも登場。物語やキャスト、映像だけでなく、音楽にいたるまで絢爛豪華なプレミアム・ファンタジーに仕上がった本作。日本公開を楽しみに待ちたい!

文/久保田 和馬

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