地下鉄乗車も!? ヘンリー王子夫妻、「普通の子育て」を計画中!
来春の第一子誕生を控え、幸せムードいっぱいのヘンリー王子とメーガン妃夫妻。メーガン妃を迎え入れたことで柔軟な面が強調されつつある英王室だが、王族の育児に関しても大改革が行われそうだ。王室特派員のオミッド・スコービーは「メーガン妃とヘンリー王子は、英王室の育児ルールを変えていくつもり」で「(育児の)作戦を立てています」とUSウィークリー誌に語っている。
80年代にダイアナ妃が行った“王室育児革命”はウィリアム王子夫妻が引き継ぎ、より現代的な形で推し進めている。しかしヘンリー王子とメーガン妃は「もっと普通の育て方」を希望しているそうで、前出のスコービーによれば、夫妻の子供たちは「将来は家事や仕事もするようになるだろう」とのことだ。
と言うのも、ヘンリー王子夫妻は「プリンス」「プリンセス」の肩書きを我が子に与えない意向だからだという。ヘンリー王子の子供たちが王位を継承する可能性は低く、王族として公務だけで生活していくことも考えにくい。同様の立場にあったチャールズ皇太子の弟、エドワード王子とソフィー妃夫妻も、子供たちには「王女」「王子」の称号を与えていない。ヘンリー王子夫妻もそれに倣い、子供には貴族としての肩書きのみを与えると考えられている。
ヘンリー王子夫妻は「生活の中の、普通の物事の価値がわかる子供に育てたい」と考えており、メーガン妃は「子供を甘やかさないようにしたい」「地下鉄にも乗せたい」と話しているそうだ。公共交通機関の利用はあまり現実的ではないが、実現すれば大きなニュースになるだろう。
かつて数々の“やんちゃ”で世間を騒がせてきたヘンリー王子と、仕事を通じて世間の荒波も経験してきたメーガン妃が両親となれば、旧来とは異なる育児スタイルを実践することは確実。来年の第一子誕生に、ますます注目が集まりそうだ。
UK在住/シャオ