英王族出席の戦没者追悼式典、キャサリン妃が厳かな黒の着こなし

映画ニュース

英王族出席の戦没者追悼式典、キャサリン妃が厳かな黒の着こなし

ロンドンのホワイトホールで11日、毎年恒例の戦没者追悼式典が厳かに行われた。11月11日は第一次世界大戦の休戦日、そして今年は休戦から100年目の節目の年とあり、セレモニーに臨んだ出席者たちは、厳粛な面持ちで哀悼の意を表していた。

式典前日には、英国退役軍人会によるイベント「フェスティバル・オブ・リメンバランス」があり、シニア王族メンバーは二日連続での公務となった。会場のロイヤル・アルバートホールに姿を現したキャサリン妃は、アシンメトリーなネックラインが目を引くブラックドレスをチョイス。ロンドンを拠点とするフランス人デザイナー、ローラン・ムレのワンピースは、キャサリン妃の持つエレガンスをシンプルなデザインで引き立てていたようだ。パールとダイヤモンドが輝く豪華なイヤリングはエリザベス女王のコレクションとのことで、キャサリン妃の巻き髪と共に華やかなアクセントを添えていた。

翌日の追悼式典でのキャサリン妃は、エリザベス女王とカミラ夫人と共にバルコニーにお目見え。英ブランド、アレキサンダー・マックイーンのミリタリー風コートドレスを着用し、凛とした佇まいを見せていた。

前日のダウンヘアから一転、編み込みのまとめ髪で首周りはすっきり。白のスタンドカラーと、軍服の肩章を模した赤いショルダーラインがよく映えて、きりりとした印象だ。世界最古と言われる帽子の老舗、ジェームスロックのクラシカルなブラックハット、そしてルイ王子の洗礼式の時に使用したカサンドラ・ゴードのパールイヤリングが、厳かな装いに柔らかな気品を与えている。

数年前までは、追悼式典中に巻き髪をいじったり笑顔を浮かべたりして批判を受けたこともあったキャサリン妃だが、経験を積んで王族らしい物腰を身に付けたという声もあった。悲しみを湛えた表情で式典を見守ったキャサリン妃の姿勢は、服装以上に称賛の的となっていたようだ。

UK在住/シャオ

作品情報へ

関連記事