ヒュー・ジャックマン主演作が2月に公開決定!緊張感あふれる予告編が到着
日本でも興収50億円越えの大ヒットを記録した『グレイテスト・ショーマン』のヒュー・ジャックマン。名作の主演を数多く務めたヒューの最新主演作『The Front Runner』が、邦題『フロントランナー』として、19年2月1日(金)より、日本公開することが決定。あわせて30秒予告編とポスターが解禁となった。
1988年、米国大統領選挙。コロラド州選出のゲイリー・ハート(ヒュー・ジャックマン)は、史上最年少にして最有力候補“フロントランナー”に躍り出る。知性とカリスマ性を兼ね備えた彼は、ジョン・F・ケネディの再来として大衆に愛され、当選は確実視されていた。しかし、マイアミ・ヘラルド紙の記者が掴んだ“ある疑惑”が一斉に報じられると事態は一変する。
ヒュー・ジャックマンが本作で演じるのは、圧倒的カリスマ性を誇る若き天才政治家。実在の人物を演じるにあたって彼に関する膨大な資料を読み込み、ゲイリー本人とも対面。アメリカでは11月6日に行われた中間選挙当日に4館で限定公開がおこなわれ、11月21日(水)全米公開となる。今後の政権の行方を占う上で重要な意味を持つ選挙当日にあえて公開することで、88年からの30年間に政治、ジャーナリズム、そして国民のメディア・リテラシーの変化を見つめることを促すかのようだ。
この度公開された予告映像は、大統領選挙で当選確実とされていたゲイリーの突然の失脚を映し出す。「たった一つの報道が、たった一つの人生を消し去った」という衝撃のナレーションからは、スキャンダルの顛末に興味を掻き立てられる。ヒュー自身も激しい情熱とエネルギーを注ぎ込んだ本作の予告は、今までみたことのなかったヒュー・ジャックマンの新境地を予感させる映像となっている。
勝利を目前にして、ハートの築き上げた輝ける未来は崩れ去り、一つの決断を下す時が訪れる。選挙キャンペーンスタッフ、報道の信念をもったジャーナリスト、トクダネが欲しい記者、ハートの妻と娘、それぞれの視点で描かれるドラマは、圧倒的なスピード感と臨場感で、観客をまるで、自分がその中の一員であるかのように引き込む。本作でメガホンを取るのは、『マイレージ、マイライフ』(10)でアカデミー監督賞と脚本賞にノミネートされたジェイソン・ライトマン監督。
その日、一体何が起きたのか。突然の失脚の裏には誰が動いていたのか。来年2月の公開を前に、今後の続報にも期待が高まる。
文/編集部