演じる役は本人そのもの?しょこたん初主演作が劇場公開
ケータイ音楽ドラマ“DOR@MO”で現在配信中の「恋の正しい方法は本にも設計図にも載っていない」は、しょこたんこと中川翔子の初主演ドラマ。そんな本作が10月2日(土)より新宿バルト9ほか全国の劇場で上映されることとなり話題を集めている。
中川が演じるのは、図書館に勤務する、人より本の方が好きで、恋に臆病な女性・野田泉。本作はそんな泉が、自分とは真逆ともいえるラテン系の情熱的な建築家と出会い、成長していく姿を描いたヒューマンラブストーリーなのだが、彼女にとってこの“泉”という役ははまり役だったようだ。
「もし芸能界に入っていなかったら、きっと私は泉ちゃんのようになっていたんだろうなあと思います。陰に引きこもりがちで、異性が苦手で、偏った知識を持っている泉ちゃんは本当に私にそっくりで、すごく演じやすかったです」と語っているとおり、主人公の泉は、マンガやアニメに関してマニアックな知識を大量に持っていて、オタクであることを断言している本人との相性はばっちりだ。
ちなみに、友達がいなくて引きこもりがちだったという中川は、芸能界に入って“アイドルなのにオタク”という、あるがままの自分をさらけ出すことによって人気を獲得した。ラテン系男子と出会い、彼に触発されて次第に明るくなっていく泉の姿からは、中川本人の成長の過程も垣間見ることができて非常に興味深い。
初主演にして、みごとなはまりっぷりを見せるしょこたんの活躍を是非スクリーンで確かめてほしい。【トライワークス】
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