“Mr.ビーン”俳優が、真紅のアストンマーティンで大暴走!
先日どういうわけだかTwitterでトレンド入りを果たし大きな話題を集めた「Mr.ビーン」でおなじみのコメディアン、ローワン・アトキンソンが時代遅れなスパイを演じる『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』(公開中)。このたび本作から、“車”への飽くなきこだわりを感じることができる特別映像が到着した。
本国イギリスで3週連続No. 1を獲得した『ジョニー・イングリッシュ』(03)、世界36か国で初登場No. 1を記録した『ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬』(11)に続く本作。隠居していたMI7の元スパイ、ジョニー・イングリッシュが限られたスキルを駆使し、最先端のテクノロジーに立ち向かいながら世界を救うために奮闘していく抱腹絶倒のスパイ・アクション・コメディだ。
このたび到着した特別映像では、自動車愛好家として知られるローワン・アトキンソンが、本作の見どころの一つであるカーアクションについてのこだわりを語っている。劇中でスパイに復帰したジョニーは、相棒とも言える車を選ぶ際に、ずらりと並んだ最先端のハイブリッドカーに見向きもせず、埃をかぶって眠っていた深紅のアストンマーティンV8を選び出す。実はこの車、ローワンの私物だという。
ローワンは真面目な顔で「過去の2作では現代の車を使ってきた。モダンなタイプばかりだ。でも今回はレトロを選んだ。確か1981年ごろに、アストンマーティンV8を購入したんだ。カラーはジョニーにぴったりの赤。その車を実際に運転して本作の撮影に使ったんだ」と明かす。そんなローワンの運転テクニックの巧さを、共演者やスタッフが相次いで絶賛している。
さらにローワンは、フランスのコートダジュールで繰り広げられるオルガ・キュリレンコ演じる謎の美女オフィーリアとのカーチェイスシーンについて「コート・ダジュールの日差しにトマト色が映える。すばらしい映像になったよ」と、静かな走りのBMWi3と轟音を響かせて走るアストンマーティンとの対比に自信たっぷり。映像の終盤にはそんなアストンマーティンとジョニーのギャグセンスが本領を発揮!抱腹絶倒シーンの続きは、ぜひとも劇場のスクリーンで目撃してほしい!
文/久保田 和馬