『海猿』完結編、大ヒットの手応え!伊藤英明たちが合計10回、6167人の観客に舞台挨拶

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『海猿』完結編、大ヒットの手応え!伊藤英明たちが合計10回、6167人の観客に舞台挨拶

人気シリーズ完結編『THE LAST MESSAGE 海猿』の初日舞台挨拶が9月18日に有楽町のTOHOシネマズ日劇1で開催。伊藤英明、加藤あいたち豪華キャスト陣と羽住英一郎監督が、ブルーのポンポンで大海原を表現した真っ青な客席を縫って登壇した。国内のメジャー系配給会社の映画で初の3D作品となった本作の前売券は、興行収入71億円を上げた前作『LIMIT OF LOVE 海猿』(06)の332%の売り上げをマーク。映画界に4年ぶりの『海猿』旋風が起こった!

最終章は、設定もダイナミック。伊藤英明扮する海上保安官・仙崎大輔は、国家プロジェクトである天然ガスプラント・レガリア、すなわち海に浮かぶ巨大な要塞で、シリーズ最大の危機に遭遇する。

初日舞台挨拶に登壇したのは、伊藤英明、加藤あい、佐藤隆太、三浦翔平、加藤雅也、吹石一恵、濱田岳、時任三郎たちキャスト陣と、羽住英一郎監督。主演の伊藤英明は「やることはやったけど、今本当に緊張してます。胸がいっぱいで、言葉にならない」と、いつになく真面目な表情で挨拶。昨晩は眠れなかったらしい。環菜役の加藤あいは「みなさんの間を通り抜けてきて、胸がいっぱい。撮影で1年分くらい泣いたけど、まだまだ(感動して)泣いてしまいそうです」と感激しながら語った。

いつも笑いが満載の『海猿』の舞台挨拶。今回のムードメーカーは、仙崎の弟分の吉岡哲也役の佐藤隆太と、仙崎のバディとなる服部拓也役の三浦翔平。本作で仙崎は父親になっているが、プライベートで先に父親となった佐藤は、まず「家族ができましたので、大輔さんの葛藤、子供を持ったからこそ恐怖を感じてしまうってところに共感し、涙しました」とコメント。その後、伊藤に向かって「すみません。先に行ってしまって」と言うと会場は大爆笑。伊藤は「隆太、後で聞くよ」と苦笑い。また、三浦は伊藤から、毎回お馴染みの“武田鉄矢”のモノマネを振られ、やる度に観客は大受けし、一気にお笑いムードに。

作業員・木嶋役の濱田岳もお笑い担当で、撮影中に伊藤英明の膝に座って移動したり、お姫様だっこをしてもらったことを激白。伊藤は、「お姫様だっこのトレーニングをしてました。いつなんどきでもやれるように」と、実際に濱田をだっこすると、会場から割れんばかりの拍手が鳴る。

伊藤たちはこの後、日劇1でもう一回舞台挨拶をした後、二手に分かれて川崎、西新井、お台場、新宿、渋谷、池袋の劇場を回り、その後再び集結して六本木で2回と、合計10回、6167人の観客に向けて舞台挨拶を敢行する予定だ。

『THE LAST MESSAGE 海猿』では、巨大な海の要塞の倒壊シーンや、爆発シーンを3Dで観れば、迫力倍増でアドレナリン大噴出! また、父親となっても潜水士を続ける大輔の熱い思いや、家族、バディ、上司たちとの絆のドラマは見応えがあり、ハンカチも必携だ。シリーズ集大成である『海猿』完結編を是非映画館で見届けてもらいたい。【Movie Walker/山崎伸子】

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