ダコタを超えるか?天才子役の妹エル・ファニングに注目
『アイ・アム・サム』(01)、『マイ・ボディガード』(04)、『宇宙戦争』(05)などに出演し、ハリウッドを代表する子役スターとして大活躍するダコタ・ファニング。そんな彼女もいつのまにか16歳の高校生! 『PUSH 光と闇の超能力者』(09)では、酒を飲んでクダを巻く超能力者、『ランナウェイズ』(公開中)では下着姿で熱唱するロックシンガーと、年相応(?)のキャラクターを演じるようになって、ちょっと大丈夫?と思っているファンも多いはずだ。
そんな人たちに注目してもらいたのが、彼女の妹エル・ファニングが出演する『SOMEWHERE』(4月2日公開)。この作品はソフィア・コッポラの最新監督作で、自由気ままな高級ホテル暮らしを送っていたスター俳優が、前妻との間にできた11歳の娘との突然の再会と交流によって自己を見つめ直すというドラマになっている。その娘のクレオを演じるのがエル・ファニングなのだ。
昨年9月に開催されたヴェネチア国際映画祭で見事に金獅子賞を獲得した本作。作品はもちろんのこと、彼女の演技にも多くの賞賛が寄せられた。姉譲りの可愛いルックスに高い演技力も相まって、ダコタのファンも彼女に乗り換えてしまいそうな可能性もありそう。姉を追い越せるかどうか、今後の活躍に期待したいところだ。【トライワークス】
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