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5日間も同じ水の中!『TSUNAMI』撮影現場は“メガ”過酷!

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5日間も同じ水の中!『TSUNAMI』撮影現場は“メガ”過酷!

韓国有数のリゾート地であるヘウンデに、高さ100m、時速800kmという巨大な津波が襲いかかる。そんな過酷な状況下に置かれた4組の人間ドラマが併行して描かれていく、韓国で歴代4位の興行記録を達成したディザスタームービー『TSUNAMI ツナミ』(9月25日公開)。ハリウッドからCG専門のスタッフを迎えて製作されたリアルなメガ津波の描写は恐怖心をあおりたてるが、それだけではない。

このメガ津波が押し寄せて来るシーンで、出演者たちは単にグリーンバックで演技をしているわけではないのだ。実際には、街を通行止めにして、使われなくなったプールに大量の水を貯め、その中で出演者が全身ずぶ濡れになりながら迫真の演技を披露している。

今回届いた独占映像では、ソル・ギョングとハ・ジウォンの撮影シーンが収められており、まさに水浸しになりながら撮影していることがおわかりになるだろう。津波に流されないよう、電柱にしがみつくシーンは、ユン・ジェギュン監督によると、水をためたプールにジェットスキーで波を作り出し、5日間かけて撮影したそうだ。そして韓国では水の値段が高いのと、毎日取り替える時間がなかったことから、ずっと同じ水に浸かっての撮影だったようで、そのせいでふたりとも皮膚病になってしまったという。寒い時期に水に浸かっているだけでも大変なのに、5日間も同じ水の中にいることがどれだけ過酷か。そんな汚い水の中で撮影していたら、皮膚病にもかかるというもの。体中傷だらけになりながらも、出演者たちからはこの作品を素晴らしいものにしていこうという思いがひしひしと感じられる。

単なるパニックムービーではない、韓国ならではのヒューマンドラマがしっかり盛り込まれた作品『TSUNAMI ツナミ』は必見の価値ありの一本だ。【MovieWalker】


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