池間夏海「憧れは広瀬すずさん!」『ニセコイ』“第二のヒロイン”16歳の素顔
シリーズ累計1200万部を超える人気漫画を実写映画化した、本日21日より公開中の映画『ニセコイ』で、世の男子たちのハートを撃ち抜いた“第二のヒロイン”小野寺小咲役に、16歳の新人女優・池間夏海が抜てきされた。人気キャラクターを演じることに「プレッシャーもありました」と明かしつつ、「何事もやって来るチャンスは一度きり。そう考えて、思い切って飛び込むようにしています」と頼もしい姿勢で女優業に挑んでいる。若手女優の登龍門とも言われる「シーブリーズ」のCMも評判となるなど、ネクストブレイクの筆頭である彼女に、撮影の思い出や憧れの女優像を聞いた。
本作は、極道一家の一人息子・一条楽(中島健人)と、ギャング組織の一人娘・桐崎千棘(中条あやみ)が、お互いの組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人=ニセコイ”を強制的に演じさせられることから始まるラブコメディ。池間が演じる小野寺は、楽が想いを寄せる純真無垢な美少女で、「もともと原作を読んでいた」と話す池間だけに「あのかわいい子を演じるのか!」と驚いたそう。
どうやってプレッシャーを克服したのだろうか?「役をいただいた時はただただ、驚いてしまって。人気キャラということもわかっていたので、余計に緊張してしまいました」と震えるような想いもしたが、「共演者の方々とたくさんお話をして、小咲についていろいろなことを考えて。こういう時に小咲はこうするだろうなと探っていくのが、どんどん楽しくなったんです」と役と向き合う時間が、緊張をほぐしてくれたと話す。
漫画原作ものとあって、見た目にもこだわった。「小咲の特徴でもある左右非対称の髪型は、いろいろと試しました。角度や長さなど『どうしたらかわいく見えるのか』と研究ました」と話すように、小咲を演じるうえで最もこだわったのは、“とにかくかわいく”ということだそう。かわいい表情を作るためのポイントは「上目遣いや困り顔。漫画を全巻そろえて、何度も読んで参考にしました」とのことだが、小咲がかわいいのはその内面が輝いているからだ。「小咲は人からの言葉を素直に受け止めることができて、いつでも優しさがにじみ出ているような女の子。好きにならないわけがない!という女の子だと思います」と愛情たっぷりに語る。
16歳の池間にとって、たくさんの先輩俳優と共演を果たした。「中島さんはとても原作をリスペクトしていて、現場にも漫画を持ち込んでらっしゃいました。中島さんと岸(優太)さんがとても仲良しで、お2人のやり取りを見ているのが、本当に楽しかったです!中条さんは撮影の合間に、私の緊張をほぐすためにたくさん話しかけてくださって。かわいくてきれいで、ティーンの憧れのような方。でも今回のポスターを見ると、この表情もすごいですよね。振り切ってコメディ女優になられていて、本当に勉強になりました」。
大いに刺激を受けた様子だが「1か月半の撮影期間を通して、女優さんって楽しい、女優さんのお仕事をやっていきたいという気持ちが、とっても大きくなったんです」と瞳を輝かせる。「16歳でこんなにすごい経験をできるなんて、得しているんじゃないかなと感じています。本作ではみんなで海に行ったり、温泉に入ったりするシーンもありました!こんなに楽しい高校はないだろうと思うくらい、すごく楽しくて。女優さんはいろいろな経験のできるお仕事だと思いました」と女優業のおもしろさを実感したという。