洗練された映像美に酔いしれる…『ムーンライト』の監督最新作、特報が完成!
第89回アカデミー賞で『ラ・ラ・ランド』(16)を抑え、見事最優秀作品賞を受賞した『ムーンライト』(16)のバリー・ジェンキンス監督待望の最新作『ビール・ストリートの恋人たち』が2019年2月22日(金)から公開される。このたび本作から、圧巻の映像美に酔いしれる特報映像と、美しすぎるポスタービジュアルが到着した。
『ムーンライト』と同じ年のアカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた『私はあなたのニグロではない』(16)の原作者でもあるジェームズ・ボールドウィンが70年代に発表した同名小説を映画化した本作。70年代のニューヨークを舞台に、無実の罪で逮捕されてしまった恋人ファニーを助け出すため、奔走する19歳のティッシュの姿が描き出されるラブストーリーとなっている。
このたび解禁された特報映像では、幼なじみとして共に育ち、強い絆で結ばれたティッシュとファニーの姿が、洗練された美しい映像と、ローリン・ヒルの名曲「やさしく歌って」が流れる中で描き出されていく。すれ違う2人が見せる悲しみの表情と、輝く光に照らされる新しい命。瑞々しく詩的な画面に、一瞬で虜になること間違いなしだ。
またあわせて解禁されたポスタービジュアルは、美しい色合いのグラデーションの中で額を合わせて身を寄せる若い2人の姿が描き出されている。青年の繊細な愛を描き出した『ムーンライト』につづき、またしても切ない愛の物語が展開していることを予感させる仕上がりに。
先日ノミネーションが発表された第76回ゴールデン・グローブ賞では、作品賞<ドラマ部門>を含む3部門にノミネートされ、アカデミー賞への期待が日に日に高まっている本作。新たな恋愛映画の金字塔の誕生に注目したい!
文/久保田 和馬
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