『アバター 特別編』9分間の未公開映像の詳細が明かされる!

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『アバター 特別編』9分間の未公開映像の詳細が明かされる!

『タイタニック』(97)を超え、全世界で歴代興行収入第1位に輝いたジェームズ・キャメロン監督による『アバター』(10)。同作に9分間の未公開映像が加わり、『アバター 特別編』(10月16日公開)として再登場するのは既に話題となっているが、この度、未公開映像の詳細が明かされた。

この9分間の未公開シーンは、もともとジェームズ・キャメロン監督自身が本編に入れることを熱望していたが、諸般の事情によりオリジナルに入れることを断念した、まさに真のアバターと言える内容となっている。未公開シーンの中には、オリジナルには登場していなかった“スティングバット”“スタームビースト”と呼ばれる2つの新たなクリーチャーや、大きな反響を呼んだ衛星パンドラでのバイオ・ルミネッセンス(生物発光)の新シーン、そしてパンドラの先住民ナヴィたちの狩りのシークエンス、ツーティの死のシーン、そしてナヴィの愛を表現するシーンをさらに長く、さらなるアバターワールドの魅力がふんだんに盛り込まれている。

ジェームズ・キャメロン監督は「観客から何度も『もっと衛星パンドラを体験したい』『長く滞在したい』と言われてきました。その反響に感謝し、今回それを可能にすることにしたのです」と特別編への経緯を話し、「3Dのみの上映とし、新しいクリ―チャーやアクションシーンを含む9分間の未公開映像が追加されていて、その中身はもともと僕が個人的にとても好きなシーンばかりです。熱帯雨林や大自然を舞台に、空飛ぶ生物に乗り、大がかりな狩りをするアクションシーンや、生物たちが光を放つ夜の森の美しい場面、そして主要登場人物たちのあふれる感情を描いた場面などです」と自身のお気に入りシーンを紹介。最後に「既に『アバター』のファンになってくれている方も、まだ3Dの『アバター』を見たことのない方も、この特別編はまったく新たな体験となるでしょう」と紹介した。

日本でも3D対応劇場は飛躍的に増加し、様々な作品が3Dとして公開されているが、『アバター』は3D映画元年を創った“原点にして頂点”とも言える作品だ。最高峰の映像世界を心行くまで堪能してもらいたい。【MovieWalker】

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