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主演・笑福亭鶴瓶で「閉鎖病棟」を映画化!共演に綾野剛&小松菜奈

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主演・笑福亭鶴瓶で「閉鎖病棟」を映画化!共演に綾野剛&小松菜奈

精神科医を務めながら珠玉の作品を生み出してきた作家・帚木蓬生による、山本周五郎賞受賞作「閉鎖病棟」が映画化。主演を笑福亭鶴瓶が務め、さらに綾野剛、小松菜奈が共演することが明らかになった。

原作の「閉鎖病棟」は95年に発売され、累計80万部を突破した大ベストセラー。とある精神科病院を舞台に、様々な過去を背負い、家族や世間から遠ざけられながらも明るく生きていた患者たちの日常を遮るように起こった殺人事件。事件を巡り、登場人物たちの交錯する様々な想いを描いた本作は、その結末が涙を誘うと絶賛された。

主演の笑福亭鶴瓶が演じるのは、死刑囚でありながら、刑の執行が失敗し生きながらえ、今は精神科病院にいる男・梶木秀丸。『ディア・ドクター』(09)以来、10年振りの主演作となる本作では、役作りのため約10日間で7キロもの減量を成功させ、トレードマークの庶民的な顔とは異なる存在感を要する役柄に挑んだ。「とにかくいい脚本」と語る鶴瓶は「脚本を読んでいたら、涙が止まらず、撮影現場でも台詞を言っていても、ぐっと詰まることが度々ある」と明かした。

また秀丸と心を通わせる患者役として、『そこのみにて光輝く』(14)や『新宿スワン』(15)で個性溢れる演技を見せた綾野剛。サラリーマンだったが、幻聴が聴こえるようになり、家族から疎まれて精神科病院に強制入院となったチュウ役を演じる。

そして、不登校が原因で精神科病院に通院する女子高生・由紀役に小松菜奈。『渇き。』(14)から『恋は雨上がりのように』(18)まで、幅広い女子高生役を演じてきた小松は、本作でどのような女子高生像を見せてくれるのか。

本作の監督・脚本を務めるのは『エヴェレスト神々の山嶺』(16)の平山秀幸。11年に原作と出逢ったという平山監督は、原作に惚れ込み、初めて自ら脚本を執筆して映画化を打診。このたび9年越しでの実現となった。

撮影は、1月7日の松本ロケにてクランクインし、2月中旬頃にクランクアップ予定。『閉鎖病棟(仮)』の公開は今年の11月を予定している。

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