大ヒット商品・石垣島ラー油、その人気の秘密を明かす映画化プロジェクトって?
空前のラー油ブームが日本全国を席巻しているいま、その火付け役となった「辺銀食堂の石垣島ラー油(通称「石ラー」)」(商標登録第5139092号)の誕生秘話が映画化されることに。現在、この企画を立ち上げたユナイテッド・シネマが中心となり、着々と製作の準備を進めているとのことだ。
「石ラー」の生みの親である辺銀(ペンギン)夫妻が、商品の誕生までの道のりをつづった書籍「ペンギン夫婦がつくった石垣島ラー油のはなし」を原作にした本作。08年に「石ラー」とこの書籍に出会ったユナイテッド・シネマが、映画化を熱望したことにより企画がスタート。今年3月、書籍の出版元のマガジンハウス、そしてペンギン夫妻の許諾を得て映画化が決定した。
業界初の“お客様参加型映画製作プロジェクト”としても注目されている本作。全国でシネコンを運営するユナイテッド・シネマの特性を活かし、作品の製作、宣伝、劇場公開までの各工程で“お客様”の生の声を取り入れて進めていく予定だとか。
その第1弾として、原作本を読んだ感想やエピソードを募集し、応募者の中から5名の名前がエンドクレジットに入るという企画が実施された。1、2年後を目途にしているという映画の完成まで、今後も様々な企画が行われる予定。ユナイテッド・シネマの特設サイトではプロジェクトの進行状況も表示されているので、映画の完成までをリアルタイムで追ってみてはどうだろうか。【トライワークス】
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