初主演・初舞台に緊張でガチガチの三浦翔平にAAA・西島隆弘「とことん甘えて」
世界中に多大なる影響を与えた黒澤明監督の傑作『七人の侍』(54)の原作を元に制作されたフルデジタルアニメ「SAMURAI 7」を舞台化した『SAMURAI 7』の製作発表が行われ、出演者の三浦翔平、西島隆弘、相葉弘樹、橘大五郎、高橋広樹、住谷正樹、中川晃教、加藤雅也、演出の岡村俊一が出席した。
今回が初主演・初舞台となる三浦は「すごい緊張しています」と、緊張を隠しきれない様子。自身の役柄について「カツシロウは侍だけど、人を斬ったことがなくて、結構ビビリで弱いやつ。真面目なんですけど、僕はそこまで真面目じゃない。真っ直ぐなところは似ている」と自身との共通点をあげた。08年の初演に引き続き、出演となる住谷と加藤。住谷は「HGをやっている時は、一度呼んでもらった番組は二度と呼ばれなかった(笑)。なので、再び呼んでもらえて光栄です」と出演できる喜びを語り、「脚本も変わっていないので、みなさんには申し訳ないけど、正直ラッキー」と本音をもらした。加藤は、体力勝負となる同公演について「みんなより明らかに歳が離れていて、僕にはある意味チャレンジの域に入っている。最後までやりきれるように頑張りたいと覚悟を決めている」と意気込んだ。
同公演の魅力を、住谷は「アニメに出てくる7人の侍は、格好良くて個性が際立っていて、それを演じられるみなさんも個性が豊かで、男が男に惚れてしまいそう」とHGらしい(?)発言。三浦は「危機迫る殺陣や危ない殺陣がある。殺陣がみどころです」と紹介し、高橋は「アニメは26本あるんですけど、それが2時間ちょっとの中に凝縮されているので、濃密なキャラクターの色彩に注目してほしい」とコメントした。槍遣いのシチロージ役の相葉は、住谷から「稽古場の天井に穴を開けた」と暴露され、加藤からは「シチロージの槍が目にかすった」と稽古中のエピソードを明かされ、タジタジに。
ドラマや映画への出演が多い三浦は「(舞台は)とにかく大きく動かなきゃいけない。また一からやっていかないといけないんだなという気持ちがある」と、ドラマと舞台で演じることの違いに少し苦労しているようだ。プライベートでもドライブに行くなど、仲が良いという三浦と西島。初舞台にして初主演となる三浦を、西島は「全力でフォローしたい」と宣言し、続けて「とことん甘えてください」と頼りがいのあるコメントをし、三浦の緊張をほぐした。【MovieWalker】
日時:11月20日(土)~12月5日(日)※休演日:11月29日(月)
会場:青山劇場